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複数選択リストで PICKLISTCOUNT関数を使って選ばれし値の数を算出する
こういう素敵な関数の誕生は大歓迎です。
Admin
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「
画面フロー コンポーネントの「無効」「参照」で値を表示しても更新させない&条件付きで更新可
」を書くための壮大なフローを作成していて、久しぶりに画面フローで複数選択リストを設定していたところ、見慣れない関数がありました。
PICKLISTCOUNT(multiselect_picklist_field)
公式ヘルプを確認すると、こう書かれています。
◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント > コードではなくてクリックによる SALESFORCE の拡張 > コンテキストごとの数式の演算子と関数
PICKLISTCOUNT
複数選択リストで選択された値の数を返します。
複数選択リストの値を数えたいとき、ありますよね?そして様々な工夫を凝らして対応されていましたよね?そ複数選択リストってただ選ぶだけであればいいけれど値を参照したり加工したりするときに結構、ごっつ大変ですよね……😑
え?あなた、いつからいたの?
…… Summer’22からいらしたらしいです。
◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント >SALESFORCE リリースノート >Salesforce Summer'22 リリースノート >カスタマイズ >一般設定 >新しい関数を使用した数式の強化
複数選択リストで選択された値を数える数式項目を作ってみた
『リード』に「好きな色」という複数選択リストを用意しました。
こちらの項目で選択された値を数える数式項目「好きな色の数」を作成します。
数式の戻り値のデータ型:数値
小数点の位置:0
数式:PICKLISTCOUNT( FavoriteColor__c )
※「 FavoriteColor__c」が複数選択リスト「好きな色」です。
レコードを編集してみます。
「好きな色」で「青👖」と「紫🍆」の2つを選択して保存すると、「好きな色の数」で「2」と表示されました。
PICKLISTCOUNT 関数 が使えるところ
確認したところ、次の機能で PICKLISTCOUNTを使用できました。
・数式項目
・入力規則
・フロー
※レポートでも使用できるというような記載を他社サイトで見かけたのですが、集計項目、行レベルの数式のいずれも関数が表示されず、そもそも複数選択リスト項目も参照できないので、通常のレポートでは使用できないようです。
※2024年7月時点で、フローの数式では「‐1」された結果が返されます。
詳細は「
Known Issues :フローの数式でPICKLISTCOUNTを使うときは「-1」で返される
」をご確認ください。
ひとこと
作るのは簡単、でも分析するためには手間がかかりすぎていた複数選択リストに、希望をもたらす関数が用意されていました。繰り返しになりますが、複数選択リストの値を数えたいとき、ありますよね?これからは PICKLISTCOUNTが助けてくれます。ありがとうSalesforceの担当者さん。でも、もっと大々的に宣伝してもいいんだよ!便利さに気づかずにスルーしてた過去の私よ、使ってみるのです、その関数を。
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(会員限定記事)
公開:2024年7月17日
更新①:2024年7月22日
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