いつでもどこでもアクセスできて、便利なSalesforceモバイルアプリケーション。
でも、アクションが多すぎて、すっきりさせたい!ってことありませんか?
ページレイアウトの「Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション」から外してしまうこともできますが、そうするとPCの画面からも消えてしまいます。
モバイルの画面だけカスタマイズできないでしょうか。
そんな時は「動的アクション」にアップグレードしましょう!
アップグレードの方法は簡単です。
①対象のオブジェクトのレコードページを開きます。(今回は「商談」で試しました。)
②設定>ページを編集 をクリックします。
③強調表示パネルをクリックします。
④「動的アクションへのアップグレード」にある「アップグレードに関するお問い合わせ」をクリックします。

⑤「移行」又は「最初から開始」を選択して「次へ」をクリックします。
※「移行」の場合
⑥レイアウトを選択して「完了」ボタンをクリックします。
サイドパネルにアクションが並びました。

不要なアクションは「×」をクリックして削除することもできます。
ただし、PCの画面には表示させたいけどモバイルからは外したいという場合、
まずはモバイルに表示させたくないアクションをクリックしてください。
(「新規ToDo」を非表示にしてみます。)
「検索条件を追加」ボタンをクリックします。

以下のように設定します。

「完了」ボタンを2回クリックして、Lightningページを保存します。
これで「新規ToDo」アクションをPCの画面のみに表示するように設定できました。
早速試してみましょう。
スマートフォンでSalesforceモバイルアプリケーションを起動します。
Salesforceにログインして、商談のレコードページを開きます。
あれ?「新規ToDo」アクションが消えてない!?
画面を更新しても、再ログインしても「新規ToDo」が表示されてしまいました。
なぜだ!
実はモバイルで動的アクションを機能させるには、有効化が必要だったんです。
再度PCのSalesforce画面に戻って
設定>Salesforce モバイルアプリケーション にアクセスしてみましょう。

「モバイルの動的アクション」が「無効」になっていました。
早速「有効」に設定。

改めてスマートフォンでSalesforceモバイルアプリケーションを起動し、
商談レコードにアクセスすると、「新規ToDo」アクションが非表示となっていました。
Salesforceには有効化が必要な機能が潜んでいます。
あせらずちゃんとヘルプを読みましょう。私...
なお、ヘルプによると、モバイルの動的アクションの有効化は標準オブジェクトのみ必要で、
カスタムオブジェクトはデフォルトで有効化されているようです。
◇Salesforce ヘルプ >ドキュメント>コードではなくてクリックによる Salesforce の拡張>Lightning アプリケーションビルダーでの動的アクションの作成