※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。
例えば ……
商談フェーズ項目の値(選択リスト値)の中から「成立」を選択できる人を制限したいとき。
対処法:入力規則にプロファイルと値を組み込む
ユーザの入力を制限するときに使用するのは、入力規則です。入力規則で特定のプロファイル以外のユーザが特定の値を選んで保存しようとしたときにエラーとなり、レコードを保存できないように設定します。
※プロファイル単位で入力を制限するものとします。
1.選択可能とするユーザプロファイルのIDを確認します。
該当プロファイルの詳細ページを開き、URLの末尾15文字を確認。コピペでメモしておきます。
IDの確認の仕方は、↓のページがわかりやすいですが、日本語版の情報は古いようです。英語版でご確認ください。
◇ Salesforce > Trailblazer community > Help>Knowledge Article > Find the Salesforce ID for User or Profile(ユーザまたはプロファイル ID を特定する方法)2.入力規則を設定します。
数式で[選択を許可するプロファイルの ID]となっている箇所に1で確認したIDを入力します。
特定のフェーズ値で、かつ許可されたプロファイルに一致しない数式:
AND(
ISPICKVAL( StageName , "成立") ,
$Profile.Id <> "[選択を許可するプロファイルの ID]"
)
おまけ:特定のフェーズ値(複数)で、かつ許可されたプロファイルに一致しない数式:
AND(
OR(
ISPICKVAL( StageName , "[成立]") ,
ISPICKVAL( StageName , "[提案/価格見積]")
),
$Profile.Id <> "[選択を許可するプロファイルの ID]"
)
色々なところで使えます
項目名(API参照名)、項目の値、プロファイルIDを変更するだけで、「この選択リスト項目のこの値を選べるのはこのプロファイルの人だけ!」の設定ができます。
AND(
ISPICKVAL( 項目名 , "項目の値") ,
$Profile.Id <> "[選択を許可するプロファイルの ID]"
)