※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。
皆さん、「トピック」を活用されてますか?
◇ Salesforce Winter'20 リリースノート > Salesforce 全体 > トピックの詳細ページでのトピック別のレコードの表示レコードを分類するとあらかじめわかっていれば、選択リスト項目を作って分類しますし、よく見るレコードはお気に入り(☆のやつですね)に登録するので、筆者は実はあまり使っていなかったのです。
Winter'20のリリースノートのトピックに関するページを読んでもピンとこなかったのですが、こちらで紹介されていた動画を見ていて、エンドユーザにとっては便利な機能だと思ったので、設定方法をご紹介します。
※動画は英語です。
◇Learn Moar with Lightning Reports & Dashboards in the Winter '20 Salesforce Releaseトピックのコンポーネントをレイアウトに追加
1.トピックを追加したいオブジェクトのレコードページを開きます。
どのレコードでも構いません。今回は商談に追加するので商談レコードを開いています。
※レイアウトは他のところからも編集できますが、今回は近道してレコードページから編集します。

2.右上のギアアイコンをクリックし、「編集ページ」をクリックします。

3.左の「Lightningコンポーネント」の一覧から「トピック」を検索し、レイアウトへドラッグ&ドロップします。
今回は右上に配置しました。

4.右上の「保存」をクリックします。
このときページの有効化を促すアラートが表示されたら、有効化します。
また、組織のデフォルトに指定する画面が表示されたら、レイアウトを複数使い分けている場合は適宜必要な設定を行ってください。今回はデフォルトに設定しています。

5.「戻る」をクリックすると、もとのレコードページに戻ります。

レイアウトにトピックが追加されました。
レコードにトピックを付けてみる
やり方は簡単!
テキストを入力してEnterを押すだけです。

作ったトピックはChatterの投稿にも使用できます。

トピックを検索する
Lightningではグローバル検索でトピックを探せます。

トピックを使用したレコードを確認する
トピック名をクリックすると、次の情報が確認できます。
・トピックの説明
・トピックが使用された Chatter(フィード)の投稿
・トピックが使用されたレコードの一覧

リストビュー×トピックで絞り込む
リストビューでも使用できます。
1.オブジェクトのタブで、リストビューを新規作成します。

2.検索条件を追加します。
項目:トピック
演算子:次の値を含む
値:トピック名

追加したら、忘れずに保存します。
トピックから「トピックを使用したレコード」の商談レコードと、トピックで絞り込んだレコードが一致しています。

感想
オブジェクト自体に分類のための項目を作るとなると、影響が広範囲に及びます。
各ユーザやチーム単位で自由にレコードを整理したいときはトピックがとても便利です。