※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。
情報の整合性を保つため、クローズになった商談は編集できないようにしたい、という要望はよく聞きますよね。
色々な方法がありますが、入力規則で実現する方法をご紹介します。
ただし
こちらの設定とプロセスビルダーなどの自動化などを組み合わせると、エラーになる可能性がありますので、残念ながらシンプルなSalesforce組織にしか適していないようです。
入力規則(数式)の内容
商談の入力規則で次の数式を設定。
数式:PRIORVALUE( IsClosed )
動作
Developer組織で、デフォルトのフェーズ項目に手を加えない状態で上記の入力規則を設定してみました。
商談のフェーズを「ClosedWon(成立)」または「ClosedLost(不成立)」へ変更して保存後、再度レコードを編集して保存しようとするとエラーとなり、入力できませんでした!

補足
商談のフェーズは、種別を「成立」または「不成立」のどちらかを選択すると、そのフェーズを選択したときに、完了フラグにチェックが入ります(=クローズ扱いとなる)。

そのため、この入力規則を使用する場合は、クローズ扱いとなるフェーズの種別を「成立」または「不成立」に設定する必要があります。
参考
◇ Salesfocre >Trailblazer COMMUNITY >商談レポートの「商談状況」の値について
{{i18n("articles.view.premium")}}