※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。
関連するレコードにも、同じ情報を表示させたいとき
例えば、取引先(親)と商談(子)でよくある設定です。
①取引先の項目を商談に表示させる=親レコードの更新を子レコードに反映する
②商談の項目を取引先に表示させる=子レコードの更新を親レコードに反映する
リレーションがある2つのオブジェクト間で、親⇒子の方向で情報を更新するとき、子⇒親の方向で情報を更新するとき、実は使用する機能や設定方法が異なっています。
ときどき曖昧になってしまうので、一度整理してみます。
※今回はフローを使用しない前提です。
①親レコードの更新を子レコードに反映する
クロスオブジェクト数式項目
数式項目が表示される(アクセスされる)たびに親レコードの情報を参照し、子レコードに表示します。子オブジェクト側で数式項目を作成し、項目の挿入で親オブジェクトの項目を選択します。
◇ Salesforce >ヘルプ > クロスオブジェクト数式項目とはプロセスビルダー:レコードの更新
プロセスビルダーのアクションのひとつ「レコードの更新」では、どちらが親であるか子であるかに関わらず、関連するレコードを更新できます。
◇ Salesforce > ヘルプ > プロセスからのレコードの更新②子レコードの更新を親レコードに反映する
ワークフロー:クロスオブジェクト項目自動更新
ワークフローのアクションのひとつ「項目自動更新」では、子レコードによって親レコードを更新することができます。ただし、主従関係のリレーションであることが前提です。
◇ Salesforce > ヘルプ > クロスオブジェクトの項目更新プロセスビルダー:レコードの更新
前述のとおり、プロセスビルダーのアクションのひとつ「レコードの更新」では、どちらが親であるか子であるかに関わらず、レコードを更新できます。
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