※こちらは過去に公開していたブログの記事を加筆修正したものです。
Classic時代よりSalesforceをお使いのお客さまから、ときどき質問を頂きます。違いと、Lightningの新しい[メモ]と[ファイル]を使用する際の留意点について簡単にまとめました。
歴史
Classic
[メモ&添付ファイル] 関連リストから「添付ファイル」オブジェクトへファイルがアップロードされていました。
Lightning
[添付ファイル]オブジェクトは廃止され、[メモ]と[ファイル]を代わりに使用し、「Salesforce Files」オブジェクトへアップロードします。
「Salesforce Files」にアップロードしたファイルは、人、グループ、ライブラリ、会社とファイルを共有できます。また、ファイルをフィードに投稿したり、同期したり、新しいバージョンに更新したりすることができます。
Classicでアップロードしたファイルを Salesforce Filesにする
組織の「 レコードの添付ファイル関連リストにアップロードされたファイルは、添付ファイルではなくSalesforceファイルとしてアップロードされます」 の機能が有効になっている場合は、Classicでレコードの [メモ & 添付ファイル] 関連リストにファイルをアップロードしても「Salesforce Files」オブジェクトの Salesforceファイルになります。
※新しい組織ではでフォルトで有効になっています。
※ ToDoと行動の編集画面で関連リスト「添付ファイル」の「ファイル添付」ボタンからファイルを登録する場合は、こちらの機能が有効になっていても、従来の添付ファイルとして登録されます。
問題点
以前Classicで添付したファイルを、 Lightning で検索できません。
Salesforceファイルとしてアップロードする機能の有効化前にClassicでアップロードした[メモ&添付ファイル] 関連リスト&「添付ファイル」オブジェクトのデータは、Lightning の画面(レコード上など)で確認できますが、検索結果としては表示されません。検索するためには、一時的に Classic に切り替える必要があります。
参考
◇ Salesforce >ヘルプ >拡張されたメモ取りツール (メモ) の有効化、およびファイルの使用◇ Salesforce >ヘルプ >Salesforce Classic で添付したファイルが Lightning Experience で検索できない◇ Salesforce >ヘルプ >メモ&添付ファイル関連リストの 新規メモ および ファイルをアップロード]ボタンに関する変更従来のデータを新しい形に変換するツール
以前 Classic環境でアップロードされた[メモ&添付ファイル]のデータを、[メモ]と[ファイル](Salesforceファイル)に変換するツールがSalesforce Labsより提供されています。無料です。
◇ AppExchange >添付ファイルとメモをLightning Experienceへ簡単に移行注意点
・データの変換の前には、必ずバックアップをとっておきましょう!
何が起きるかわかりません。
・必ずSandboxなどで検証を行いましょう。
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