※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。
日付項目を年や月で切り出して、テキストとして表示することがあります。
例えば、そのレコードは何年度のレコードとして存在するのかを表示させたり、など。
その際、年は 4桁と決まっているのですが、月は 1~ 9月は1桁、10月~12月は2桁と桁数が異なるので、用途にあわせて桁数を調整しなくてはいけません。
TEXT関数で、1~9月は1桁、10~12月は2桁で切り出す
Text関数を使用した次のような数式では、1桁の月は0がつきません。
Text(Month(日付項目))LPAD関数で、2桁で切り出す
2桁でそろえたい場合は、
個人的にこれが一番早いんじゃないかな?と思う関数が LPAD関数です。
LPAD関数は、文字数が指定の桁数になるまで、文字列の左側に指定の文字を入れることができるテキスト型の関数です。
構文は、「
LPAD( Text, 桁, 左側に入れたい文字) 」になります。
日付項目の月を01や02、03、04というように2桁になるまで0を入れたい場合は、
LPAD(Text(Month(日付項目)),2,"0")という形でLPAD関数を利用すると、1桁の月の前に0が挿入されて表示されます。
10月、11月、12月といった2桁の月の前には0は挿入されません。
この数式、文字数制限をかけたい場合にも利用できます(自動で左からその桁に文字を切り取ってくれます)。
RPAD関数もあるよ!
文字数が指定の桁数になるまで、文字列の右側に指定の文字を入れることができる RPAD関数もあります。
関数と数式の記事のおすすめ
関数を使って小数点以下の表示を設定2019年5月1日~12月31日までを「令和元年」と表示したい複数選択リストで使用できる関数数式項目で取引先に登録した都道府県からエリアを表示する
{{i18n("articles.view.premium")}}