今日は息抜き的な内容です。
COVID-19の感染拡大に伴い、弊社でも春からリモートワークが全面的に導入されました。
以前からリモートワークの制度は存在し、活用しているチームもありましたが、やはり会社に出勤するのがメインで、事情にあわせて利用することが多かったように思います。
春、もともとリモートでコミュニケーションしてたしね。
私が所属しているリモートでの Salesforce活用支援のチームでは、主にプラットフォームを介してお客様とコメントでのやり取りを行っていて、web会議もよく行っていたため、仕事のやり方自体はそれほど変わらず、戸惑うことはありませんでした。
夏にプラットフォームをリニューアルしたため、そちらのご案内などは必要でしたが、お客様とのやりとりもほとんど以前と変わらず。変わったところと言えば、単純に作業を行う場所が自宅になったこと、以前は直接伺って打ち合わせをすることが多かったのが、web会議が多くなったことです。
振り返っても、チーム内ではあらたにルール決めなどをすることもなく、わりとスムーズにフルリモートに移行した印象です。
セキュリティの問題は
皆さまご存知のとおり、Salesforceはログインできれば作業ができるので、こういった働き方を可能にしてくれています。ありがとうございます、Salesforce。
しっかり者の皆さまは「セキュリティの問題はどうなっているか?」と心配されていることかと思いますが、私たちに支給されているPCはがっちり守られています。詳細は書けませんが、PC自体へのログイン、環境へのログイン、すんなり入ることはできません。何枚もの扉を決められた人が決められた手順で開けないとお仕事ができないようになっています。
また、環境を確認する際も、基本は実データが入っていないSandboxを参照し、機密データには触りません。このあたりのルールは旧サービス開始当初からしっかりと作っていますので、安心してご依頼いただければと思います。
初夏、ガジェットに凝りだしたね。
COVID-19との闘いが長期化しそうな気配が漂い始めた初夏、こうなったら環境を少しでも良くしたいと、まずは机を買い、webカメラを買いました。椅子は予算オーバーだったのでクッションで凌でいますが、チームメンバーは椅子を新調していました(いいなぁ)。
私の場合、初秋にはお家時間の充実のためにゲーム機器を買い、ヘッドセットも揃えました。今使っているイヤホンが壊れたら、このヘッドセットでweb会議になりますが、派手過ぎるので躊躇しております。サイバー感強めなのです。
秋、ちょっと疲れが出たよね。
「満員電車に乗らなくてもいい!」「ギリギリまで眠ってもOK!」と最初は喜びましたが、キリのいいところまで検証をしようとして遅くまで仕事になったり、私生活と仕事の切り替えがうまくできずに結局不規則な生活になって体調を悪くしてしまったり、「自由には責任が伴う」ことを実感しました。自らを律することができないと、リモートワークは難しいですね。
冬、感慨にふけりながら腹を括ったよね。
自宅とスーパーの往復をしているうちに季節は移り変わり、また冬になりました。1年前とは違う冬です。終わりの見えない自粛生活。できることをやっているつもりでも、パンデミックは終息しない。素敵なニュースがあまりなく気持ちが塞がっていく一方でしたが、二度と元通りにはならなくても、明るい未来を諦めずに生きていくしかないと考えるようになりました。
Salesforceでも、延期はあったけれどもメジャーリリースを決行してくれましたし、Dreamforceだって開催されます。「私たちは前進できる」と信じて、やっていくしかない。
でも、対面の良さもやっぱりあるよね。
昔の仕事風景を思い出すと、隣で仕事をしているからこそできることもやっぱりありましたね。Salesforceの設定について、課題や疑問を何気なく相談して、先輩が「似たようなことあったよ」「こういうところに気を付けたほうがいいよ」とアドバイスをくれたり、「この方法でもできるんじゃない?」と別案を教えてくれたり、「〇〇ができなくて……」「それって、▲▲がないってこと?」「そっか、▲▲を確認したらいいか」と、部分的なキーワードでもヒントを貰うことで問題が整理できて、解決できたことがたくさんありました。同僚との Salesforceあるあるトークなど、チャットやweb会議でできないこともないですが、同じ場所にいることができたから生まれた相乗効果って、あったような気がします。
最後に
私自身、迷走しやすいというか、答のない問いを悶々と考えてしまうタイプなのですが、今年は特に自分自身との長い対話をすることになりました。不幸や不運は容赦なく訪れますが、新しい世界を創る閃きに目を向けようと思います。Salesforceは学ぶ余地がいつでもたくさんあって、違う意味で終わりがないのが素敵なところ。この時代にSalesforceと関わっている意味を良いものにするために、2020年の残りの日々も頑張ります。
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