生成された商談の数を確認する方法は他にもありますが、今回は商談の項目履歴管理を有効化しているときに作成可能なレポートをご紹介します。
やりたいこと
商談のうち、「リードの取引開始」で作成された件数の割合を出したい。
今回の対処法
商談に対して項目履歴管理を有効化しているため、「リードの取引開始」で作成された商談には、 履歴に「リードの取引開始により作成」と表示されます。
この情報を利用して、レポートで割合を出してみます。
ちなみに商談の項目履歴管理は、[設定 >オブジェクトマネージャ>商談 >項目とリレーション]の【項目履歴管理の設定】で設定できます。
レポート作成手順
手順をポイントに絞ってご紹介します。
1.レポートタイプ「商談項目履歴」を選択します。
2.検索条件で「項目/行動」が "作成" を含む、で絞り込みます。
3.「商談作成日」と「項目/行動」で行をグループ化します。
4.割合を計算する集計項目を作成します。
【集計項目を追加】を選択して
数式の内容を入力します。
数式出力形式:パーセント数式:PARENTGROUPVAL(RowCount,field_key)/PARENTGROUPVAL(RowCount,OPP_CREATED_DATE)この数式をどこに適用しますか?:特定のグループ
行グループ:項目/行動最後に【適用】をクリックします。
レポートの仕上がりを確認
「リードの取引開始により作成」された商談の割合を確認することができました。
ひとこと
テストを行って、項目履歴管理有効化移行の商談において、リードから生成された件数がきちんと計算されることを確認しましたが、公式では別の方法でリードから生成された商談を表示するが案内されています。実装の際には、念のため検証を行ってください。
参考
◇Salesforce > ヘルプ >リードの取引の開始によって作成された商談の数を表示するレポートを作成する◇Salesforce >ヘルプ >商談のレポートタイプ◇Salesforce >ヘルプ >項目履歴管理
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