年々使いやすくなっている気がします、レポート&ダッシュボード機能。
それでも「そこは変えられないのか!」という発見があったりします。今回はレポートグラフのY軸の仕様について残しておきます。
縦棒グラフで「+基準」をクリックして、2つ目の値を追加
レポートグラフで縦棒グラフを指定すると、「+基準」からY軸に2つ目の項目を追加することができます。縦棒を2つ並べることもできますが、見やすいのは折れ線グラフでしょうか。

第2軸にプロット
そして、ここに「
第2軸にプロット」というオプションがあるのですが、チェックを入れると右側にY軸が出現します。
(表現があっているのかはわかりませんが……)

この値(最小値と最大値)の設定はカスタマイズできません。自動的に決定され、表示されます。
プロットしないとどうなるか
プロットしているときは、2つ目の項目は自動的に設定された値にあわせて表示されます。

プロットしていないときは、左側の第1軸目にあわせて表示されます。

今回、あまりいい例ではなくて申し訳ないのですが、同じデータで目標と実績に分けているだけですので、プロットしていない状態でOKかと思います。
データを並べて相関関係を確認したい場合は、2軸目がころころ変わってしまうと困ることもあるかもしれません。実際にお話を伺ったお客様からは、期間や地域などを変えたグラフをいくつか並べて分析したいが、2軸目が都度変わるので比べにくい、というご意見を頂きました。
ダッシュボードの場合
ダッシュボードでは、Y軸の1軸目の値をカスタマイズすることができます。
2軸目はレポートと同様に、自動的に設定されます。

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◇Salesforce >IdeaExchange >Set scale on second axis in lightning chart
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