最近 Salesforce を使い始めた方は、当たり前のように Lightningだけの世界で過ごされているかと思いますが、昔から使用されている方で、Classicの使用を続けている方も多く見受けられます。
「Classicの画面に慣れてししまっているので、変えたくない」「カスタムリンクやVisualforceページなどをClassic用に作りこんでいるので、Lightningへの移行は手間がかかってしまう」などが主な理由でしょうか。
急激な変化には二の足を踏んでしまう、それが人間の性(さが)。それでも移行準備を完了しLightningの世界へ踏み出した方へ、最後の仕上げということで、「Salesforce Classicに切り替え」を非表示にする方法を餞別として送ります。
というのも、方法を聞かれて「多分、権限のところですかね」と答えたものの、今まで実際に設定したことがなく、今回初めて確認しましたので、記念に共有させていただきます。
「Salesforce Classicに切り替え」
今回は、こちらの「Salesforce Classicに切り替え」を非表示にして、異世界へのドアを消します。

設定方法
プロファイルのシステム権限で、「Salesforce Classic に切り替えるオプションを非表示」にチェックを入れます。
設定手順
1.非表示の設定を行うユーザに割り当てられているプロファイルの画面を開きます。
[設定 >ユーザ >プロファイル]の順にクリックし、該当のプロファイル名をクリックします。

2.下のほうへスクロールし、「システム権限」をクリックします。

3.【編集】をクリックし、「Salesforce Classicに切り替えるオプションを非表示」にチェックを入れます。このとき、「Lightning Experienceユーザ」にチェックが入っていることを確認してください。

4.【保存】をクリックします。

5.確認画面が表示されますが、ここでも【保存】をクリックします。

これで設定は完了です。
消えました
代理ログインして確認すると、「Salesforce Classicに切り替え」の表示は消えていました。
もう、過去は振り返らないわ。

ひとこと
「ClassicではできたけどLightningではできない」ことが減り、Lightningアプリケーションビルダーの機能も充実してきていますが、このままClassic寄りの設定画面などがなくなると、本格的にLightningへの移行が進むのかもな、と動的アクションを設定していたときに思った次第です。
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