Twitter でも呟いていたのですが、Salesforce の仕様などについて日本語で検索しても思うような結果が得られないときは、英語で検索すると「そう、これこれ!」とすぐに求めていた情報を高確率で見つけることができます。もちろん、情報がないときもありますよ。そのときは潔くあきらめるか、Salesforce のサポートさんへ直接聞きましょう。
さて、英語力がネイティブ並みの方は英語でもささっと検索できるかと思いますが、それほど自信がないという方へ、私の検索手順をご紹介します。
前回の記事「
承認プロセスの結果でフローを動かしたいときには、プロセスビルダーを挟むという手があります」で英語での
IdeaExchangeの投稿のリンク をのせましたが、このページを見つけるまでを例にご説明します。
日本語で検索
思いつく限りのキーワードで検索しても、知りたいことが書かれていそうなページが表示されません。残念。
関連する機能のヘルプページ(日本語)などを開き、キーワードの英訳を調べます
まずは、調べたい機能について書かれているヘルプページを開きます
「Salesforce 」「承認プロセス」「エディション」のキーワードで検索し、「承認プロセス」のヘルプページを開きます。
・Salesforce 社以外のナレッジ記事ではなく、公式のヘルプページを探してください。
・「エディション」を検索ワードに含めると、公式の機能についてのヘルプページが表示されやすいです。
言語を「English」に切り替えます
画面を下へスクロールし、言語を「English」に切り替えて、用語の英語訳を確認します。
「承認プロセス」は「Approval Process」ね、とメモします。
英語で検索します
調べた英語訳「Approval Process」と「Flow」「trigger」で検索します。
はい、一発でヒットしました。
ひとこと
Salesforce のアドミニストレータに求められるスキルに、「いかに効率的に検索できるか」があると思っています。慣れてくると、「新しい機能のアクションがない。多分どこかで有効化するんだろうな。有効化の場所調べよう」とか「制限事項のところで確認できそうだな」とか、だんだん当たりをつけることもできるようになってくるのですが、ヘルプページやリリースノートからだけでは読み取れないこともありまして、それらを手っ取り早く確認するためには、まだまだ日本語のソースが足りていないません。
もちろんSalesforce へケースを起票するのが正当な手段ですが、英語圏(または英語でコミュニケーションが取れる)の先人や Salesforce 仲間が活発に情報を共有してくれているので、そちらの助けを借りる手もあります。「私も貢献しなくては!Give&Take!」と思い、IdeaExchangeを覗いて「Upvote」したり、頻度は少ないですがコミュニティでコメントを残してたりしています。
どうしても英語が苦手、という方も、世界がとても広がるので、少しずつ英語を使ってみてほしいです。
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