昨日は Saleforceで大規模な障害が発生し、adminの皆様はお疲れのことと思います。
個人的にも慌ただしい日々でございまして、Summer’21の最新情報などを共有したい気持ちもありますが、何せ英語を読む元気がありません。なので、今日はちょっとした小ネタをご紹介します。
「選択リスト値の色(レポートグラフで表示される色)の指定方法と注意点」についてです。
実はグラフで選択リスト値の色は指定できます
皆さまご存じかと思いますが、私はSaleforceを勉強し始めて半年ほど、お客様に「色を指定したい」と言われて調べるまで知りませんでした。いや、教わっていたはずなのですっかり失念しておりました。やはり実践は大事!
フェーズなどの選択リスト項目の各値の色について、デフォルトでは「動的に割り当て」が適用されており、自動的に色が割り当てられます。この場合「動的」なので、同じ値でもレポートによって色が異なります。フェーズなどの重要な情報で、いつで同じ色が使われるようにしてわかりやすくしたいときに、固定色を割り当てて対応します。
色の指定方法
オブジェクトの「項目&リレーション」から該当の選択リスト項目をクリックし、画面下部の値のセクションで【編集】をクリックします。
①画面右のアイコンをクリックして、②色を選択し、③【保存】をクリックします。
指定した色は、値のセクションで確認できるようになります。
Lightningでは【グラフの色 ▼】で固定色を割り当てられない
なかなかトリッキーなのですが、Lightningではこちらのアクションで固定色を指定することができません。
このアクションをクリックして操作を進めても、最初の画面に戻ってしまい、色を指定することができません。固定色の割り当ては、値の【編集】から行ってください。
ひとこと
私が自由に管理しているレポート&ダッシュボードでは、季節によってメインカラーを変更するなどして飽きないようしていました。実際は変更が多いとわかりにくいので季節によって変えるのはNGですが、色の印象は大きいので、組織全体で共有する情報については色を決めてしまうのもいいかと思います。コーポレートカラーを割り当ててもいいかもいれませんね。
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