※こちら、リリース予定が未定となりました。進捗があれば情報を共有するとのことです。
(2021年12月28日追記)
Summer’21がリリースされたばかりなのに、またリリースの話で申し訳ないですが、モチベーションを上げるために先の楽しみを作っておくことないですか?「今よりも明るい未来が待っているかもしれない」期待は、今を生き抜くための糧になります。
たまたま障害が発生する前に見ていた
WINNING IDEAS ページに、気なるIdeasが載っていたので、今日はこれについて書きます。
商談にもキューを!
自動的に登録されるレコードの、仮の所有者として設定したり、状況に応じて所有者を割り振るレコード(オブジェクト)に対してキューを設定することが多いでしょうか。なんと、Spring′22で商談にもキューを設定できるようになるかもしれません。
◇ Salesforce >IdeaExchange >Ideas >Opportunity QueuesCurrently you can create Queues for Leads, Cases, and Custom Objects. Customers would like the ability to create Queues for Opportunties.
↓日本語訳です。
現在、リード、ケース、カスタムオブジェクトのキューを作成することができます。お客様は、商談のキューを作成する機能を望んでいます。
とありますが、一応、現時点ではこちらのオブジェクトでキューが使用できることになっています。
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キューが利用できるオブジェクト・リード
・ケース
・ToDo
・連絡要求
・注文
・サービス契約
・ナレッジ記事バージョン
・カスタムオブジェクト
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では、Ideaの最新の投稿を見てみましょう。
Latest Comment from Salesforce
Aria Niazi - 5 months ago
Hello Community,
We just wrapped up a full evaluation of the work needed to deliver Opportunity Queues and unfortunately we’re going to have to update the expected GA Release date to Spring 22. The reason for the extended timeline is because the Opportunity Owner code touches a few other features and we're forced to increase scope. Here are a few examples:
- Opportunity change owner has special behavior to keep team and transfer open activities, so we’ll have to handle how opportunity teams should or should not support queues as an owner
- Opportunity splits does not support queues however revenue splits requires that the opportunity owner has a split record and is part of the opportunity team
- Forecasting rollups are based on role based hierarchy and we have to resolve any forecasting conflicts that queues owned opportunities cause
We're still planning to GA this feature and will post updates on progress. Please don’t hesitate to reach out to me directly to share feedback about the use cases above.
Thank you, Aria
↓日本語訳です。
Salesforce からの最新の投稿
Aria Niazi - 5 months ago
こんにちは、コミュニティの皆さん。
私たちは、商談のキューを提供するために必要な作業の評価を終えたところで、残念ながらGAのリリース予定日をSpring 22に変更しなければなりません。時期が延びた理由は、商談所有者のコードが他の機能にいくつか関わっているため、スコープを拡大せざるを得ないからです。以下にその例を挙げます。
- 商談所有者の変更は、チームを維持し活動予定を移行するための特別な動作を持っているので、商談チームが所有者としてどのようにキューをサポートすべきか、またはサポートすべきでないかを対処しなければいけません。
- 商談分割はキューをサポートしませんが、収益分割では、商談の所有者が分割レコードを持ち、商談チームの一員であることが必要です。
- 売上予測の積み上げ集計はロールベースの階層に基づいており、キューが所有する商談が引き起こす予測の衝突を解決しなければなりません。
この機能の計画はは今後も継続していく予定ですので、今後も進捗状況をお知らせします。また、ユースケースについてのフィードバックは、私に直接ご連絡いただければ幸いです。
Thank you, Aria
商談の所有者は影響範囲が広く、キューに変わることで起こる問題やデータの処理について解決しなくてはならない課題があり、リリースはSpring’22になりそう、ということですかね。
ひとこと
私自身は商談をキューに割り当てる運用のイメージがあまりつかないのですが、あまり大きくない規模の商談が次々と作成される場合、最初は所有者をキューにして、後から割り振っていくこともあるのでしょうか。
使い方の幅が広がるのはいいことですし、コメントを読んでいてもこの機能を待ち望んでいる方もたくさんいらっしゃるようなので、Spring’22で実装されることを願います。
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実はToDoでキューが使えるけど、メール通知がされないので頻繁に確認しないといけない「IdeaExchange」はIdea投稿の場だけど、仕様と改修状況も確認できます。公開:2021年6月15日
更新①:2023年8月16日
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