「Salesforce認定上級アドミニストレータ」資格を取得しました。
Salesforce認定上級アドミニストレータとは?「Salesforce認定アドミニストレーター」の資格の上位資格の1つです。
各商品の知識が問われるのではなく、Salesforceの機能、エンドユーザが利用できる機能、システム管理者が利用できる設定および管理のオプションについて幅広い知識が求められる資格です。
試験概要(Summer'21の場合)試験形式:複数選択式
受験方式:テストセンターでのwebテスト
オンライン受験
合格基準:正答率65%以上
試験時間:90分
受験料:20000円(税抜)
試験範囲:
セキュリティとアクセス | 20% |
カスタムオブジェクトとアプリケーションの拡張 | 8% |
監査と監視 | 6% |
SALES CLOUD アプリケーション | 10% |
SERVICE CLOUD アプリケーション | 10% |
データ管理 | 10% |
コンテンツ管理 | 3% |
変更管理 | 10% |
分析、レポートとダッシュボード | 10% |
プロセスの自動化 | 13% |
オンライン受験はCirclace社のブログ記事「
Pardotスペシャリスト オンライン受験体験」を読んで精神的なハードル(眼鏡とか事前準備)が高かったため、テストセンターでの受験にしました。
試験対策で行ったこと①
Salesforce 管理Ⅱ (ADX211)の受講
ハンズオンが中心の研修です。試験対策、というよりSalesforceの共有設定から自動化機能・レポートまで業務を利用することを前提とした知識を得ることができます。
試験範囲の大半をカバーしています。受講期間は4日間です。
オンラインクラスを受講しましたが、オフラインと異なり、周りに気を遣わずにChatで質問できるなどメリットがある反面、担当しているお客様からのご連絡がかなり気になりました。受講時は通知を必ずオフにすることをお勧めします。
②
受験ガイドの確認
試験の詳細(合格点や範囲及び出題割合、出題例)が記載されています。
試験範囲が変わることもありますので、必ず受験するバージョンの受験ガイドを確認する必要があります。
出題範囲の確認ももちろんですが、各セクションの設問数もだいたい把握できますのでどういったバランスで勉強するのか調整を行いました。
(あくまで参考なので、実際の試験ではセクションごとの設問数は異なることもあります。)
③
【Salesforce公式】認定上級アドミニストレーター対策 Trailmix各セクションごとに必要なTrailが一つにまとめられています。
必要なTrailを探すのは大変なので…ありがたいです。
④過去問題の確認
「
Salesforceの一番星」さんで、過去問題を解きました。
答えは機能の変更等で必ずしも合っているとは限りませんし、また、試験のVersionによっては出題傾向が変わることもありますので(他の試験で経験済み)その過去問題の内容が出るとは限りません。
しかし、
・各セクションでの出題傾向・問われ方の確認
・問われている内容の設定確認
・独特な日本語表現へに慣れる
など様々な対策ができる有用なツールだと思っています。(過去問題をご提供いただいている皆様、ありがとうございます。)
⑤苦手分野の勉強
私があまり業務で使っていない
・テリトリー管理
・エンタイトルメント管理
・売上予測
を重点的に勉強しました。
⑥体調管理
このご時世は特にですが、テストセンターで受験する場合、体調が悪いと試験すら受けさせてもらえません。また試験当日のコンディションが悪ければ、試験中に影響が出てくる可能性があります。
体調はできる限り整えて、試験に挑みました。
受験を終えて勉強不足と思う部分もあるのですが、テストセンターで貸与されるえんぴつと紙をフル活用してひたすら手を動かし、問題を整理しながら解き進めました。
また、試験中は
・自信のある問題
・そこそこ自信のある問題
・少し考えれば解けそうな問題
・わからない問題
を記録し、時間配分の調整と少しでも正答率を上げられるように努力し、合格することができました。
わからない問題でもあきらめないことが大切だと痛感しました。
受験の際のご参考になれば幸いです。