商談フェーズやロングテキストエリア項目などをリストビューから一括更新する方法
LEXのみですが、リストビューからのインライン編集不可とされている項目の一括更新方法（代替案）のご紹介です
chirosuke
{{getTime(record.UpdatedTime)}}
以前にお客様から「リストビューからのインライン編集で商談のフェーズを一括で更新したい」とご相談を受けたことがありましたが、鍵アイコンがついている項目はインライン編集ではできないとお伝えしました。
こちらの編集不可項目すべてを検証してはいませんが、リストビューで鍵アイコンがつく項目の商談のフェーズや確度、ロングテキストエリア、リッチテキストなどの一括更新が可能でしたので、その方法をご紹介いたします。
②アクション種別で「レコードを更新」を選択し、表示ラベルなどは任意の値を入力し[保存]をクリック
③レイアウトを編集します。
今回はサンプルとして、フェーズ、確度、ロングテキストエリア、リッチテキスト項目を配置します。
この時「完了予定日」と「商談名」がレイアウトに含まれてないと警告が出ますが、[はい]をクリックで問題ありません。
②「Lightning Experience でのリストビューアクション」の「利用可能なクイックアクション」から1．で作成したアクションを選択し[追加]で「選択したクイックアクション」に移動させ[保存]をクリック
リッチテキストに画像も入れてみます。
ちゃんと変更されました。リッチテキストの画像はリストビューから確認できませんので、レコード詳細ページで確認してみます。
こちらもちゃんと画像も更新されました。
未検証の項目もありますが、インライン編集できないと諦める前にオブジェクト固有のアクションを使った方法を一度検討・検証してみてください。
・リストビューのインライン編集でレコードが編集できない
こちらの編集不可項目すべてを検証してはいませんが、リストビューで鍵アイコンがつく項目の商談のフェーズや確度、ロングテキストエリア、リッチテキストなどの一括更新が可能でしたので、その方法をご紹介いたします。
設定手順
１．オブジェクト固有のクイックアクションを作成する
①アクションを作成するオブジェクトの管理設定から、[ボタン、リンク、およびアクション] →[新規アクション] をクリック②アクション種別で「レコードを更新」を選択し、表示ラベルなどは任意の値を入力し[保存]をクリック
③レイアウトを編集します。
今回はサンプルとして、フェーズ、確度、ロングテキストエリア、リッチテキスト項目を配置します。
この時「完了予定日」と「商談名」がレイアウトに含まれてないと警告が出ますが、[はい]をクリックで問題ありません。
2．リストビューの検索レイアウトに追加する
①アクションを作成するオブジェクトの管理設定から、[Salesforce Classicの検索レイアウト] →リストビューの🔽から[編集] をクリック②「Lightning Experience でのリストビューアクション」の「利用可能なクイックアクション」から1．で作成したアクションを選択し[追加]で「選択したクイックアクション」に移動させ[保存]をクリック
設定手順は以上です。次は一括更新してみた結果です。
結果
検証として上から3件の更新をしてみます。リッチテキストに画像も入れてみます。
ちゃんと変更されました。リッチテキストの画像はリストビューから確認できませんので、レコード詳細ページで確認してみます。
こちらもちゃんと画像も更新されました。
未検証の項目もありますが、インライン編集できないと諦める前にオブジェクト固有のアクションを使った方法を一度検討・検証してみてください。
参考
・Lightning Experience のリストビューからレコードをインライン更新・リストビューのインライン編集でレコードが編集できない