ついにあの機能が正式リリースされるようです!
そうです、「レポートタイプセレクタ によるレポートタイプの選択」です!
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES >Salesforce Summer ’22 Release Notes >Find the Best Report Type for New Reports (Generally Available)Find the Best Report Type for New Reports (Generally Available)
Take the guesswork out of report type selection when creating a report. With the enhanced report type selector, quickly access recently used report types and view the fields and objects that are included. See at a glance which report types are standard or custom, and keep the number of available report types manageable by hiding those you don’t need. This feature is now generally available.
Where: This change applies to Lightning Experience in Group, Essentials, Professional, Enterprise, Performance, Unlimited, and Developer editions.
How: Start a new report on the Reports tab. In the Create Report window, you can still select report type categories on the left and search for report types by name in the search bar.
But now you can do more.
For example, to create a report that’s similar to a recent one, scroll through the list of recently used report types to find the type that you used.
To display pertinent details about a report type, click it in the search results or in the Recently Used list.
The details panel lists the reports created by you or others in your org that are based on the report type. It also lists the objects that the report type uses. Click a report link to open it, or click an object link to open the object record in Setup.
To determine if a report type includes the fields that you need for your report, scroll or do a quick lookup in the Fields tab.
You can also hide report types from the details panel or report types list, just like you can in Salesforce Classic.
↓日本語訳です。
新しいレポートに最適なレポートタイプを見つける(正式リリース)
レポートを作成する際に、レポートタイプを選択する手間を省くことができます。強化されたレポートタイプセレクタで、最近使用したレポートタイプに素早くアクセスし、含まれる項目とオブジェクトを確認できます。どのレポートタイプが標準かカスタムであるかを一目で確認でき、不要なレポートタイプは非表示にして、利用可能なレポートタイプの数を管理しやすくします。この機能は現在、一般に公開されています。
対象:この変更は、Group、Essentials、Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、および Developerエディションの Lightning Experienceに適用されます。
手順: [レポート] タブで新しいレポートを開始します。[レポートの作成] ウィンドウでは、これまで通り、左側にあるレポートタイプのカテゴリを選択し、検索バーで名前を入力してレポートタイプを検索することができます。
しかし、より多くのことができるようになりました。
例えば、最近使用したレポートと類似したレポートを作成するには、最近使用したレポートタイプのリストをスクロールして、使用したレポートタイプを探します。
レポートタイプの詳細を表示するには、検索結果または「最近使ったレポート」リストで、そのレポートタイプをクリックします。
詳細パネルには、あなたやあなたの組織内の他の人が作成した、そのレポートタイプに基づいたレポートがリストアップされます。また、レポートタイプが使用するオブジェクトもリストアップされます。レポートリンクをクリックするとレポートが開き、オブジェクトリンクをクリックするとセットアップでオブジェクトレコードが開きます。
レポートタイプにレポートに必要な項目が含まれているかどうかを確認するには、スクロールするか、「項目」タブでクイックルックアップを行います。
Salesforce Classic と同様に、レポートタイプを詳細パネルやレポートタイプ一覧から非表示にすることもできます。
それでは Let's try!
プレリリース組織でレポートタイプセレクタを触ってみた
「レポート」タブにて、「新規レポート」をクリックします。
レポートタイプ名の右の【▼】をクリックすると、「詳細」「レポートを開始」「レポートタイプを非表示」の 3つが表示されます。
「詳細」
「詳細」をクリックすると、レポートタイプの詳細が確認できます。
・
該当のレポートタイプから作成されたレポートが確認できるようです。
・下にスクロールすると、「
レポートタイプで使用されているオブジェクト」が確認できます。
・「項目」タブをクリックすると、
レポートタイプに含まれている項目が確認できます。テキスト入力して項目を検索することもできます。
「レポートを開始」
レポートタイプ一覧または「詳細」をクリックした画面に表示されている「レポートを開始」をクリックして、いつものレポート作成画面に進みます。
「レポートタイプを非表示」
レポートタイプ一覧または「詳細」をクリックした画面で、さらに【▼】をクリックして表示される「レポートタイプを非表示」をクリックして、不要なレポートタイプを非表示にすることができます。
※レポートタイプを非表示にするためには、
「カスタムレポートタイプの管理」権限が必要になります。
一度非表示にしたレポートタイプは、「レポートを作成」の画面で左の最下部にある「レポートタイプを非表示」をクリックすると、確認できます。
「レポートタイプを表示」をクリックして、復活させることができます。
ひとこと
こちらの機能、ベータ版のときは試せなかったので、今回正式リリースとなり大変嬉しく存じます。ご担当者さま、ありがとうございます。
Salesforce 組織の歴史が長くなるとレポートタイプもレポートも増殖しがちです。レポートタイプ「レポート」(「管理レポート」のセクションにあります)のレポートで使用頻度が低そうなものを確認し、レポートタイプセレクタで含まれている項目やレポート作成の有無などを見て、整理もしやすくなりますよね。また、同じレポートタイプで既に作られているレポートも確認できるので、似たようなレポートの重複も防げるかもしれません。
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