地域の設定が「日本語 (日本)」の場合は、1週間は日曜から始まります。
月曜始まりに変更する方法の検証と、レポートの集計期間単位の週を月曜始まりにする方法は「
レポートの週単位での集計時、日曜日始まりを月曜にしたい」で紹介されています。
レポートやリストビューで使用できる相対日付の「今週」なども日曜始まりですので、こちらの記事では月曜始まりの1週間を指定する方法として、該当日の場合にフラグを立てる数式を紹介いたします。
おまけとして、月末、曜日の表示、日付/時間の加算・減算などの紹介や、過去に紹介された日付関連の数式の記事のリンクをまとめてみました。
今週、先週、来週フラグ
相対日付の代わりに使用する数式項目の数式です。
※"
日付項目"を、対象の日付項目のAPI名に置換してください。
今週フラグ
対象日付が月曜始まりの”今週”の場合にTrue
AND( 日付項目 >= TODAY()-MOD (TODAY() - DATE(1900, 1, 8), 7 ), 日付項目 <= TODAY()+ 6-MOD ( TODAY() - DATE(1900, 1, 8), 7 ) ) |
先週フラグ
対象日付が月曜始まりの”先週”の場合にTrue
AND( 日付項目 >= TODAY()-MOD (TODAY() - DATE(1900, 1, 8), 7 )-7, 日付項目 <= TODAY()+ 6-MOD ( TODAY() - DATE(1900, 1, 8), 7 )-7 ) |
来週フラグ
対象日付が月曜始まりの”来週”の場合にTrue
AND( 日付項目 >= TODAY()-MOD (TODAY() - DATE(1900, 1, 8), 7 )+7, 日付項目 <= TODAY()+ 6-MOD ( TODAY() - DATE(1900, 1, 8), 7 )+7 ) |
レポートの実行日は「2022/9/12」です。


おまけ
※"
日付項目"を、対象の日付項目のAPI名に置換してください。
月末フラグ
対象日付が”月末”の場合にTrue
IF(MONTH(日付項目)=12, DAY(日付項目)=31, MONTH(日付項目+1)-MONTH(日付項目)=1 ) |

月末表示
対象日付の”月末”を表示する
IF( MONTH(日付項目)=12, DATE(YEAR(日付項目),12,31), DATE(YEAR(日付項目),MONTH(日付項目)+1,1)-1 ) |

曜日の表示
対象日付の”曜日”を表示する
CASE(WEEKDAY(日付項目) , 1, "日曜日", 2, "月曜日", 3, "火曜日", 4, "水曜日", 5, "木曜日", 6, "金曜日", "土曜日" ) |

日の加算・減算
対象の日付または日付/時間に”N日”を加算(減算は“-”にする)
時間の加算・減算
対象の日付/時間に”N時間”を加算(減算は“-”にする)
分の加算・減算
対象の日付/時間に”N分”を加算(減算は“-”にする)

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