Sandboxでメール送信の検証を行うときは、[設定] → [送信] の
メールアクセス権が「すべてのメール」になっていることを確認することは、すでにご存じの方も多いと思います。
テストユーザがメールの送信者となるような検証の場合には、テストユーザのメールアドレスが検証済みになっているかも確認してみてください。
参考
・過去記事:
Spring’22になったら「Salesforce メール確認」のメールが飛んでいるらしい・Winter '23 リリースノート:
Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証・公式ページ:
Spring '22 「Salesforce メール確認 」という件名の認証メールについて」対応済みのユーザが多いと思いますが、本番環境で検証済みのユーザでもSandboxでは未検証となります。

以下のような自動化プロセスとメールアラートの組み合わせで、自分が操作するとメールが送信されるのに、代理ログインなどのテストユーザではメールが送信されない場合は、メールアドレスの検証が完了してないことが原因かもしれません。
自動化プロセス
・プロセスビルダーやレコードトリガフローなど、ユーザがレコードを保存したときに起動する自動化設定
・画面フロー、自動起動フローなどユーザがフローの実行者となるフロー
メールアラート
・自動化に使用しているメールアラートの差出人メールアドレスが「現在のユーザのメールアドレス」になっている

もし、該当する場合はテストユーザのメールアドレスの検証を完了してから、再度自動化プロセスのテストを実施してみてください。
本番環境でのメールアドレスの検証は、「
Spring’22になったら「Salesforce メール確認」のメールが飛んでいるらしい」にもありますが、パスワードリセットメールのリンクのクリックで検証が可能です。
Sandboxではユーザのメールアドレスに「.invalid」が自動で付与されていますので、受信可能なメールアドレスに変更して、メールアドレス変更要求のメールのリンクをクリックしてください。
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