カスタム項目を整理するために、検証用として使ってみた感想になります。(2022年7月に実施した内容なので、画面や挙動が変更となっている可能性があります。)
>Field TripのAppExchangeのページは
こちらです。
ヘルプページの「
オブジェクトの項目の使用に関するレポート」でも勧められています。
Field Tripでできることは以下です。
1.項目レベルセキュリティを無視した全項目の以下の①~④の内容を関連タブにて表示 ①表示名
②API名
③データ型(クセあり。◆表参照)
④入力レコード数
⑤入力率
◆表(★は、★「数値」の扱いが変わるルールがつかめませんでした💦)
Type | データ型 |
|
Boolean | |
|
Currency | |
|
Date | 数式(日付),日付 |
|
DateTime | |
|
Double | 数式(数値),数値 | ★ |
Email | |
|
Integer | 数値 | ★ |
Phone | |
|
Picklist | |
|
Reference | 参照 |
|
String | 文字列 |
|
TextArea | |
|
URL | |
|
2.レポートが作成インストール時に作成されるレポートタイプは以下です。それぞれのレポートタイプの中身は「解析後の見え方<レポート編>」の下に記載します。
<所感>「レポートタイプ:Field Analysisが関連するField Trip」以外は、監査的な意味合いでの使用になりそうな雰囲気。
【インストール後の設定】
1.Field Tripのオブジェクトを探します。2.「Remote Site」への接続を許可します。3.Field Tripのオブジェクトを探します。4.入力率等を確認したいオブジェクトを指定します。 (SOQLを記載して、確認したい項目のみを絞り込むこともできます。)
【解析後の見え方】
<レコード編>1.解析結果のレコードが表示されます。2.細かいですが下図のような内容のレコードが作成されます。<レポート編>(レポートタイプで選べる全項目を表示しています。)1.レポートタイプ:Field Trip 2.レポートタイプ:Field Analysisが関連するField Trip3.レポートタイプ:Field Tripの履歴ひとこと
個人的には、ピンポイントで入力の有無を確認したい項目があるのであれば、有効なツールかなとは思いました。
システム管理者のプロファイルの方は基本的には、全項目について
「見る権限」があると思うので、調べたい項目をレポートで指定した方が早そうです。
「項目のデフォルト値が入っている項目(チェックボックスを含む)」や「数式」項目は、入力率が100%になりますので、項目の設定の部分も必然的に確認の必要があります。
選択リスト値は、レコードタイプで「デフォルト値」を設定している場合もあるので、一筋縄ではいかないと思いますが、デフォルト値の有無も一緒に表示してくれると、ものすごく便利なのになぁと思った次第です。
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