Spring’23 フローの対話型コンポーネントを使用した画面の構築って何？
画面フローが大好きです。
Admin
{{getTime(record.UpdatedTime)}}
かつて心に浮かんだ疑問の言葉をそのままタイトルにしました。
今日はSpring’23のリリースノートよりこちらの機能について取り上げます。
◇ SALESFORCE ヘルプ ＞ドキュメント ＞SALESFORCE リリースノート＞Salesforce Spring’23リリースノート ＞Salesforce フロー ＞ Flow Builder ＞対話型コンポーネントを使用した画面の構築 (ベータ)
Spring’23のリリースノートの英語版を最初に読んだ時から気になっていたこちらの機能、リリースノートの記載があっさりしすぎて「どういうこと？何が素敵になるの？」と頭の片隅に置いておいたものの正体がよくわからず、Salesforce さんの Release Readiness LIVE Spring'23 を視聴し、他の方がかかれているブログ記事などを読んで理解しはじめたところです。
ちなみに主に参考にさせていただいた記事はこちらです。
■UNOFFISIAL SF ＞Spring ’23 Sneak Preview – Flow Builder, Orchestrator, Slack, Integrations
動画を見ながら↑で紹介されていた設定例を簡単に真似させていただいて、なんとなく対話型コンポーネントのことがわかったような気になりました。
要するに、
他にも素晴らしい応用例があると思いますが、私の発想力が貧困なため、参考にさせていただいた記事の例の簡単バージョンで簡潔に説明させていただきます。
［設定＞ホーム＞プロセスの自動化＞プロセスの自動化設定＞反応型画面のベータにオプトイン］
ユーザの操作
同じ取引先に紐づく取引先責任者を一覧で確認し、1件の取引先責任者を選択して項目を編集します。
①アクションをクリックしてフローを呼び出します。
②画面上部で取引先責任者を1件選択します。選択した取引先責任者の詳細を画面下部で確認したうえで値を編集し、【次へ】をクリックします。（【次へ】のラベル変え忘れました）
③該当の取引先責任者が、②で編集した値で更新されます。
フローの設定
今回のポイントは、ユーザの操作の②の部分になりますので、②の設定部分、画面要素「取引先責任者を選択して値を編集」（長くてごめん）の構成について解説します。
「取引先責者を選択して値を編集」の画面、設定はこのようになっています。
画面上部のデータテーブルコンポーネントで選択された行（取引先責任者）の値を、画面下部の各コンポーネントに自動的に反映されるようにします。
メールコンポーネントの例で詳細を確認すると、
［ データテーブルコンポーネント ＞ 最初に選択された行 ＞ メール］の順に選択して、データテーブルコンポーネントで選択された取引先責任者のメール項目の値を反映します。
他のコンポーネントも同様に設定しますが、現時点でこちらの設定が可能なのは、次のコンポーネントに限られているようです。
※ブログ記事から引用させていただきます。
対話型コンポーネントの設定が可能なコンポーネント
テキスト
日付
日時
チェックボックス
数値
パスワード
通貨
データテーブル
メール
名前
住所
スライダー
トグル（？）
カスタム Lightning Web コンポーネント
あと、皆さまにお願いなのですが、機能の理解がこれであっているか自信がございませんので、「違うよ！こうだよ！」という方は是非ご一報ください。よろしくお願いします。
Spring'23 フローの参照項目でレコードが作成できます
Spring’23 リリースノート（英語版）が公開されました！
メジャーリリース・バージョンアップって何？
Spring’23のスケジュール（英語）が出ました！
Spring’23のプレリリース組織が取得できますよ
Spring’23：JDK ロケールからICUロケールの移行
Spring'23 「タブレットでの Lightning」環境への移行について
Spring'23 活動コンポーザが変わります。
Spring’23 Sandbox作成時にSandboxにアクセスできるユーザを決められるらしい
Spring’23 フローの要素の説明が確認しやすくなりますよ
Spring’23 拡張レポート（モバイルでのレポートの最適化）が正式リリース予定
Spring'23 リード＆取引先責任者＆個人取引先に代名詞と性自認の項目が追加されます。
Spring’23 検索マネージャで検索可能な項目を確認＆検索可能または不可に変更する
Spring’23 動的関連リストで「すべてを表示（View All）」が使えるようになります！
Spring'23 ダッシュボードとレポートの登録に関する最新情報の把握機能を試してみた
Spring'23 レポートのインライン編集をするための【項目編集を有効化】ボタン（アクション）
公開：2023年2月9日
更新①：2023年8月15日
今日はSpring’23のリリースノートよりこちらの機能について取り上げます。
◇ SALESFORCE ヘルプ ＞ドキュメント ＞SALESFORCE リリースノート＞Salesforce Spring’23リリースノート ＞Salesforce フロー ＞ Flow Builder ＞対話型コンポーネントを使用した画面の構築 (ベータ)
Spring’23のリリースノートの英語版を最初に読んだ時から気になっていたこちらの機能、リリースノートの記載があっさりしすぎて「どういうこと？何が素敵になるの？」と頭の片隅に置いておいたものの正体がよくわからず、Salesforce さんの Release Readiness LIVE Spring'23 を視聴し、他の方がかかれているブログ記事などを読んで理解しはじめたところです。
ちなみに主に参考にさせていただいた記事はこちらです。
■UNOFFISIAL SF ＞Spring ’23 Sneak Preview – Flow Builder, Orchestrator, Slack, Integrations
動画を見ながら↑で紹介されていた設定例を簡単に真似させていただいて、なんとなく対話型コンポーネントのことがわかったような気になりました。
要するに、
同一の画面上の異なるコンポーネントで、他のコンポーネントの値を流用することができる
ってことらしいです。他にも素晴らしい応用例があると思いますが、私の発想力が貧困なため、参考にさせていただいた記事の例の簡単バージョンで簡潔に説明させていただきます。
実践！
機能を有効化
プレリリース環境ですと自動的に有効化されていましたが、Spring’23リリース後の本番環境、Sandbox等でお試しになる場合は有効化されてない可能性もありますので、フロー作成前にこちらを確認しておきましょう。［設定＞ホーム＞プロセスの自動化＞プロセスの自動化設定＞反応型画面のベータにオプトイン］
設定例：データテーブルコンポーネント → 各コンポーネントに値を反映
取引先責任者の簡易更新フローを作りました。ユーザの操作
同じ取引先に紐づく取引先責任者を一覧で確認し、1件の取引先責任者を選択して項目を編集します。
①アクションをクリックしてフローを呼び出します。
②画面上部で取引先責任者を1件選択します。選択した取引先責任者の詳細を画面下部で確認したうえで値を編集し、【次へ】をクリックします。（【次へ】のラベル変え忘れました）
③該当の取引先責任者が、②で編集した値で更新されます。
フローの設定
今回のポイントは、ユーザの操作の②の部分になりますので、②の設定部分、画面要素「取引先責任者を選択して値を編集」（長くてごめん）の構成について解説します。
「取引先責者を選択して値を編集」の画面、設定はこのようになっています。
画面上部のデータテーブルコンポーネントで選択された行（取引先責任者）の値を、画面下部の各コンポーネントに自動的に反映されるようにします。
メールコンポーネントの例で詳細を確認すると、
［ データテーブルコンポーネント ＞ 最初に選択された行 ＞ メール］の順に選択して、データテーブルコンポーネントで選択された取引先責任者のメール項目の値を反映します。
他のコンポーネントも同様に設定しますが、現時点でこちらの設定が可能なのは、次のコンポーネントに限られているようです。
※ブログ記事から引用させていただきます。
対話型コンポーネントの設定が可能なコンポーネント
テキスト
日付
日時
チェックボックス
数値
パスワード
通貨
データテーブル
メール
名前
住所
スライダー
トグル（？）
カスタム Lightning Web コンポーネント
ひとこと
今回のような使い方でも、ユーザの操作性が大幅に向上されるので、素敵な機能だと思います。ただ、もう少しリリースノートには伝わるように書いてほしい、というのが本音です。あと、皆さまにお願いなのですが、機能の理解がこれであっているか自信がございませんので、「違うよ！こうだよ！」という方は是非ご一報ください。よろしくお願いします。
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公開：2023年2月9日
更新①：2023年8月15日