Winter’24がリリースされて半月過ぎて気づいたのですが、過去にこの記事を書いた者として今回の記事を書いています。

ニュース、自動化された取引先項目、取引先ロゴの廃止

まず、今回のWinter’24のリリースノート、ニュース、自動化された取引先項目、取引先ロゴの廃止によりますと...

ニュース、自動化された取引先項目、および自動化された取引先ロゴの機能は Winter '24 で 2023 年 10 月 13 日にすべての Salesforce 組織で廃止されます。これらの取引先機能が廃止されると、ユーザーに取引先名の候補が表示されなくなります。また、項目が自動的に入力されたり、会社のロゴが自動的に追加されたりしなくなります。ニュースコンポーネントがページレイアウトから削除されます。

上記の過去の記事で取り上げました、「自動化された取引先項目」および「取引先ロゴ」の機能が今回のWinter’24で廃止となりました。あわせて、ニュース機能も廃止になりました。

何かで使ったであろうキャプチャ画面が残っていたので思い出までに...

ニュース機能は、取引先の業種に基づくニュースがSalesforce上で確認できる便利な機能だったものの、、米国のニュースソースから英語で表示されるものでした。
そのため、「自動化された取引先項目」および「取引先ロゴ」、「ニュース」の機能は日本国内というよりも、米国や海外の企業向けの機能なので、海外の企業とのお付き合いがあった企業様以外ではあまり使用されていなかったとは思いますが、もともとあった機能がなくなるのは少し寂しいですね。

X (旧 Twitter) へのアクセス接続も削除

そもそもなぜ気づいたかというと、10月31日が以前から告知されていたX（旧Twitter）とのアクセスが削除される予定日だったため。

X (旧 Twitter) 公開 API アクセス　より

X (旧 Twitter) は、複数の公開 APIへのアクセス権を剥奪し、複数の Salesforce サービスや機能に影響を与える見込みです。この変更は、早ければ 2023 年 10 月 31 日に行われる見込みです (当初、早ければ 8 月 23 日 (水) に行われる見込みでした)。

普段使用している組織でX（旧Twitter）とのアクセスしてはいないのですが、学習用の組織で試設定しており、個人的にチェックしていたのです。

結論から申し上げますと、10月31日に確認した時点で接続削除が決行されてました。

「ニュース」タブそのものが非表示になっておりまして、下図を作っていて気づきましたが「ロゴ」も消えていますね。（＝「取引先ロゴ」の廃止）

アプリケーションビルダーの画面まで見に行った画面がこちらです。

ニュースタブ自体は残っていて、ニュースコンポネントが廃止されたのでなくなっていますね。Twitterコンポーネントは設定上残っていますが、「アクセス権がありません」となっていました。
表示できるコンポーネントがないため、ニュースタブ自体が非表示になってしまったようです。

なお、もともと次のリリース、Spring'24で「ソーシャル取引先・取引先責任者・リード」機能についても廃止予定です。
このタイミングでSalesforce で X (旧 Twitter) プロファイルまたは YouTube （Salesforce Classic のみ）プロファイルに関連付けることができなくなりますが、今回一足早く X (旧 Twitter) 側の事情により、接続ができなくなったことになります。

こちらの機能も実際に使っていたわけではないですが、なんだか寂しいですねえ～
まあ、別れあれば新たな出会いあり！
Spring'24のリリースもどんな出会いがあるのか、変化の波を楽しんでいきましょう。

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X (旧 Twitter) へのアクセス接続も削除

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