IT未経験でIT業界に転職したのり弁です。
今回はビジネススキル【5分前行動】についてお話したいと思います。
「5分前行動」とは、
・物事の予定時刻5分前には現地に赴き、定時から物事を始められるように準備をすること
「5分前行動」による効果は、
・突発事案に対処できる
・心と行動にゆとりを持てる
・相手との信頼関係を築ける
・段取りや時間の管理が出来る
「5分前行動」のシーンの例は、
・人との待ち合わせ/商談/出社
・電車や飛行機等の公共交通機関の乗車時刻
・授業/講義/テスト等の開始時刻
遅刻の原因は主に、
・自分の予定を優先する
⇒決めた時間で協力して何かに取り組む方が、時間も労力も無駄遣いを最小限に抑えられる
・自分に甘く、他人の好意に甘えている
⇒待たされた人に対する敬意や配慮が感じられない
・時間の管理が苦手
⇒秩序を乱す行動によって不採算につながる
・不測の事態を考えていない
⇒ゆとりがなく、忘れ物やミス、事故に巻き込まれる可能性がある
しかしながら、世の中には時間より早すぎると迷惑になる場合もあります。
例えば、
・予定より大幅に早く訪問予定の会社に到着する
⇒相手の準備が出来ていないので迷惑な上、アポイント時間の意味が無くなってしまう
・分刻みで予定が立ててある場合
⇒相手のスケジュールが狂ってしまったり、金銭が絡む内容だと混乱を招く恐れがある
・地域によっては認識の違いがある
⇒中米では1~時間遅れてくるのが普通の感覚で、早すぎると逆に顰蹙を買うことがある
ケースバイケースの場合もありますが、大事なのは、
・事前準備を8割終わらせておく
(必要な持ち物の確認/集合場所や時間の把握/経路やかかる見込み時間の調査/緊急時の連絡先/身だしなみやタイムスケジュール確認/当日の公共交通機関の遅延情報や気象情報を仕入れておく等)
・定刻と同時に、事物が始められるような時間的心理的余裕を作る
・相手の時間を借りている意識を持つ
ということだと思います。
お客様や取引先様に対して時間を破るビジネスマンは少数だと思います。
一番多いのは身内、或いは自社に対しての遅刻であり、特に親しい間柄の同僚や友人に対して油断して甘えてしまう人も中にはいるかも知れません。
遅刻は信頼関係を損ね、周りからの自分の評価を下げてしまうことに繋がるので、しないように心がけましょう。
筆者は遅刻が大嫌いなので、仕事でもプライベートでも30分前には集合場所の最寄り駅に到着しておき、定刻5分前~10分前にピンポイントの集合場所に立っているようにしています。
その是非は人其々だと思いますが、他者を待たせたくない気持ちと、会う人と集合時間からいいパフォーマンスを一緒に始められるようにしたいという気持ちで行っています。
人間なのでミスはつきものです。
万が一遅れてしまう場合には、事前に理由と到着時間を会う人に知らせておくこと、到着したら誠意を持って謝ること、今後同じ過ちを繰り返さないようにするなど、相手への配慮を行動に移すことで、信頼回復に向けたリカバリーの姿勢を具体的に実践してほしいと思います。
{{i18n("articles.view.premium")}}