リリースノートを斜め読みしていて、新しい機能がたくさんあるようでワクワクすると同時に「勉強しなければ!」という焦燥感に苛まれます。
プレスリリース組織にてフローの一部がうまく操作できずにおりますゆえ、フロー以外のところを最初は確認していきますね。
今日は、プレスリリース組織を新しく取得した方が皆さん目にしたであろうホームページについてです。
まずはリリースノートの確認から。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES >Salesforce Spring’24 Release Notes >Sales >Sales Fundamentals >Drive Success with Seller HomeDrive Success with Seller Home
Now Sales team members can start their day with a complete view of their business. Seller Home shows users an overview of their opportunities, accounts, leads, and contacts, along with their day’s agenda. Seller Home also lets users set goals and track progress and view their to-do items, recent records, and contact suggestions from Einstein.
Where: This change applies to Lightning Experience in Professional, Enterprise, Performance, and Unlimited editions with Sales Cloud.
Why: With more useful information available at a glance, users can get oriented faster and choose what to do next. Seller Home includes:
Opportunity overview
Account overview
Lead overview
Contact overview
Weekly or monthly goals
Today's Events
To-do items
Recent Records
Contact suggestions—identified by Einstein from a user’s emails and events
How: Seller Home is the default Home page for the Sales, Sales Console, and Sales Engagement apps. It appears automatically if you haven’t applied a custom home page to these apps or as your org-wide default. If you’ve customized these pages, you can manually enable Seller Home from the Home item in Setup. Once enabled, select the App System Default as the Home page for the Sales, Sales Console, and Sales Engagement apps.
↓日本語訳です。
「Seller Home」で成功を実現しましょう
営業チームのメンバーは、自分のビジネスを完全に把握した状態で一日を始めることができます。Seller Homeは、ユーザーに商談、取引先、リード、取引先責任者の概要とその日のアジェンダを表示します。Seller Homeはまた、ユーザーが目標を設定し、進捗状況を追跡し、ToDo、最近のレコード、アインシュタインからの取引先責任者の提案を表示することができます。
対象:この変更は、Sales Cloudを搭載したProfessional、Enterprise、Performance、およびUnlimitedエディションのLightning Experienceに適用されます。
理由: より多くの有用な情報を一目で確認できるため、ユーザーはより早く方向性を定め、次に何をすべきかを選択できます。Seller Homeには以下が含まれます:
商談の概要(Opportunity overview)
取引先の概要(Account overview)
リードの概要(Lead overview)
取引先責任者の概要(Contact overview)
週または月の目標(Weekly or monthly goals)
今日の行動(Today's Events)
ToDo(To-do items)
最近のレコード(Recent Records)
取引先責任者の提案(Contact suggestions)
方法: Seller Home はセールス、セールスコンソール、Sales Engagement アプリケーションのデフォルトの ホームページです。これらのアプリにカスタムホームページを適用していない場合、組織全体のデフォルトとして自動的に表示されます。これらのページをカスタマイズしている場合、設定のホーム項目から手動で Seller Homeを有効にできます。有効化したら、セールス、セールスコンソール、Sales Engagementアプリケーションのホームページとして、アプリケーションの組織のデフォルトに選択します。
プレスリリース組織で確認
「セールス」のホームタブを開くと、今までみたことのない画面が表示されました。

Einstesinが提案してくれるという取引先責任者はエディション(私が使用しているのはDeveloperです)か設定の問題なのか表示されませんでした。
Close Dealsは自身が所有者となっている、完了予定日が今期の商談について、件数ではなく金額での概要が表示されています。
また【View 商談】をクリックすると、商談の「最近参照したデータ」のリストビューが表示されました。
※おそらく「Close Deals」や英語での説明の部分は、日本語でもっとわかりやすい表示に変わると思います。
取引先責任者(Build Relationships)と
リード(Build Pipeline)に関しては、【View 〇〇】をクリックするとそれぞれのインテリジェンスビューが表示されました。

相変わらず目の覚めるようなブルー
My Goalsでシンプルな目標と達成状況をいつでも確認
「My Goals」って何ぞや⁉って思いましたが、ミーティング、電話、メールの目標件数を設定して、その達成状況を確認できるようです。
それぞれに数字を入力し、週単位(Weekly)か月単位(Monthly)かを選択して保存します。

少し触ってみたところ、次のデータがカウントされていることがわかりました。
ミーティング(Meeting):設定した行動
電話(Calles):活動の記録
※ToDoで「Call」を作って完了にしてもカウントされませんでした。
メール(Emails):Salesforceからメールを送信した件数
こんな感じで達成状況が表示されます。

使ってみたい方/無効化したい方へ
設定>機能設定>ホーム の[Advanced Seller Home]で有効/無効化できます。

感想
すでに作りこんだホームページを活用されらっしゃる方には不要かもしれませんが、これからホームページを活用していこうと検討されている方は、一度触ってみてください。
営業さんによってはこれくらいシンプルな方を好む方もいらっしゃるかもしれませんね。
また来週から素敵&面白い機能について検証していきます。
とりあえずメリークリスマス🎄✨
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