※こちらは過去に公開していたブログからの移行記事です。
リソースカレンダーとは
カレンダーの種別のひとつです。会議室やOA機器、装置などの共有リソースを、ユーザを追加するようにカレンダーへ追加することで、予定を管理します。
リソースカレンダーはLightningでも使える!
以前投稿しましたこちらの記事作成のためにカレンダー機能を色々試していたのですが、リソースカレンダーに予定を登録することができず、悶々としていました…。
商談の完了予定日とその他の予定をカレンダーで一緒に確認するヘルプやコミュニティを検索しても答えにたどり着けず、Salesforceのサポートへ聞くことにしました。
そして頂いた回答が、
「行動に被招集者項目を追加してください」
あー、そう言えばあったよねー!被招集者項目!Classicのときはよく使ってたような。
というわけで Let's Try!
リソースカレンダー使用の流れ
リソースカレンダーを作成
1.「設定 >会社の設定 >カレンダーの設定 >公開&リソースカレンダー」で「新規」をクリックします。
2. 名前を入力し、「有効」にチェックを入れて保存します。

3.今度は「共有」をクリックします。

4.「追加」をクリックします。

5.共有先とアクセス権を設定します。

社内全体で共有するリソースであれば、
共有先:すべての内部ユーザ
カレンダーのアクセス権:フルアクセス
でいいと思います。
行動のレイアウトに被招集者を追加
被招集者項目をドラッグ&ドロップします。

カレンダーにリソースカレンダーを追加
1.カレンダーの「他のカレンダー」のギアアイコンをクリックし、「カレンダーを追加」をクリックします。

2.カレンダー種別で「公開&リソースカレンダー」を選択後、作成したリソースカレンダーを検索して「追加」をクリックします。

無事にカレンダーに追加できました。

リソースカレンダーに予定を登録
では、準備が整いましたのでリソースカレンダー「大会議室」で進捗報告会を行うという設定で予定(新規行動)を登録してみます。
1.「新規行動」をクリックします。

2.まずは参加者=被招集者を追加します。

3.今度は「リソース」タブをクリックし、「大会議室」を検索して追加します。

4.他の項目にも入力したら、「保存」をクリックします。

カレンダーを確認すると、被招集者とリソースに行動が登録されています。

感想
ずいぶん昔の時点でカレンダー機能の情報が更新されておらず、「被招集者」からも「リソースカレンダー」からも遠ざかっていたのですが、ちゃんとLightningでも使えるようになっていました。
・Googleカレンダーをご利用の方はおわかりいただけるかと思いますが、使い方や見た目が似ているところもあります。
・シンプルに行動とリソース(打ち合わせ用の会議室や機器など)を管理するのであれば、Salesforce上の関連オブジェクトとも紐づけて登録できますし、Salesforceのカレンダーに移行しやすいのではないかと感じました。