前回の記事でわりとさらっと流してしまったのですが、プロセスビルダーのアクションでChatter投稿を設定するとき、覚えておくとスムーズに設定できるポイントがありますので、この機会にまとめておきます。
レコードのリンク(詳細)を載せたい

Chatter投稿を行うレコード自体のリンクを載せたいときは、メッセージ欄に次のように入力します。
本番環境のとき
https://login.salesforce.com/{![オブジェクトAPI参照名].Id}
(例)https://login.salesforce.com/{![Event].Id}
Sandboxでテストするとき
https://test.salesforce.com/{![オブジェクトAPI参照名].Id}
◇ Salesforce >ヘルプ >プロセスの [Chatter に投稿] アクションにおいて、メッセージに [詳細リンク] を差し込むことはできますか?↑の画像の例だと、このように入力します。

活動の関連先のレコードのリンクを載せたい

Salesforce組織のURLに関連先IDを追加します。
1.ログインした際のURLをコピーして貼り付けます。
(例)https://ap7.lightning.force.com/
2.差し込み項目で「関連先ID」を選択し、URLの末尾に追加
(例)https://ap7.lightning.force.com/
{![Task].WhatId} ※ ToDoの場合です。行動の場合は Taskの部分がEventになります。
↑の画像の例だと、このように入力します。

レコードによって変化するユーザにメンションしたい(動的にメンションしたい)

例えば、レコードの所有者や作成者、所有者のマネージャなどにメンションしたい場合は、「差し込み項目」 からユーザを選択し最終的にはユーザIDを選択します)、
@[ と
]で囲みます。
(例)
@[{![Custom__c].OwnerId}
]◇ Salesforce >ヘルプ >プロセスビルダーの「Chatterに投稿」アクションでレコードの関連ユーザにメンションする方法↑の例だと、このように入力します。

ひとこと
もう目を瞑っても設定できるという境地にたどり着くまでは、筆者自身もChatter投稿の設定時にはこちらを見返して、無駄な時間を作らないようにしようと思います。
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