サポートへ有効化を依頼しなくても、[設定]の「レポートとダッシュボードの設定」で有効化できるようになった
レポートのインライン編集。私が管理している組織でも試してみようと思っているうちにもう11月になってしまいました。
「もうバリバリ使ってます!」という方も多いと思いますが、データの修正がとても便利になったのでやっぱり記事でもこの喜びを伝えたいと思います。
組織で設定を有効化
レポートとダッシュボード関連の機能でベータ版がリリースされた際は、まずはこちらのページで有効化します。

レポートのインライン編集で
「公開日」(公開予定日)を変更してみた
ダッシュボードのグラフを見て、明らかに修正が必要なデータの目ぼしを付けます。
コンテンツ作成の進捗を管理するオブジェクトで、「公開日」に公開予定日を入れて管理していますが、ステータスが更新されないままのデータが……ごめんなさい。
2020年10月が公開日となっていたのを、2022年の1月に変えます。グラフをクリックしてレポートの画面へ飛びます。

「公開日」の集計期間を「年月」にしているので、「詳細列を作成」をクリックして日付を表示させます。

値を修正して保存。

これをレコード6件分やりまして、ダッシュボードを更新します。

無事、公開日を変更してグラフも更新されました。
ダッシュボード→レポートから作業するときにとても便利
私の場合、ダッシュボードで全体の進捗を確認することが多く、グラフを確認してからデータを更新することが多いです。よくあるのが、今回の例のように期限を延伸したり変更したりするのですが、すでに必要な単位で絞り込まれているダッシュボード>レポートのほうで修正が必要なレコードを確認するほうが作業がしやすいのです。
リストビューでも絞り込むことができますし、一括編集もできて便利なのですが、このような理由でまずはダッシュボードとレポートを確認するので、その場で修正ができるのは大変ありがたいです。
リストビューとレポートの使い分け
毎回、同じ条件で絞り込まれたレコードの更新作業が発生する場合はリストビュー、更新が必要なレコードを確認するところから作業しなければならない場合はレポート、という使い分けがいいかと思います。
例えば、チェック担当者が同じ条件のレコードを確認して、「確認済み」のチェックボックス項目に一括でチェックを入れる作業はリストビュー、予算金額などの調整や、工数や作業(活動)の割り振りなどは、全体と部分を確認しなければならないので、レポートのインライン編集、というように。結論、それぞれのユーザにとって使いやすいのが一番ですが、とりあえずの目安として。
※注意事項などについては、「
Summer’21 レポートでもインライン編集が可能になります」の記事にもありますが、最新情報は
ヘルプページ(リリースノート)をご確認ください。
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