面白い機能に巡り合えることがあるので、ときどき AppExchangeやGoogleの拡張機能をチェックするのですが(現実逃避するときもあります)、今回は動画も用意されていたこちらの AppExchangeをご紹介します。
簡潔に申しますと、レコード上で関連レコードを時系列で確認できるようになります!
説明などはすべて英語ですが、頑張って読んでみましょう。
特長
VISUALISE CLUSTERS OF ACTIVITY
✔ View related records across standard and custom objects
✔ Supports Person Accounts
✔ Hover to view record details at a glance
✔ Click to navigate to the record
✔ Filter to find specific record types
CONFIGURATION OPTIONS TO SUPPORT A WIDE NUMBER OF USE CASES
✔ Change height, scale, title and more
✔ Add and remove related records by Object
✔ Choose icon and background colours
✔ Support for different locales and languages
✔ Made with love
CONTRIBUTE
♡ The best thing about the trailblazer community is contributions. Time Warp needs lots of help and will need people to contribute who have a diversity of skills. Add enhancements and fix bugs through the shared GitHub repository linked below
説明
💡 Unlock the ability to view related records in one place
💡 View key interactions with your customers at a glance
💡 Easily see patterns of interactions and trends over time
↓日本語訳です。
特徴
活動の可視化クラスター
✔標準オブジェクトとカスタムオブジェクトにまたがる関連レコードの表示
✔個人取引先をサポートします。
✔ホバー(マウスオーバー)すると、レコードの詳細が一目でわかります。
✔レコードに移動するには、クリックします。
✔特定のレコードタイプを見つけるためのフィルタを使用できます。
様々なケースをサポートするための設定オプション
✔高さ、縮尺、タイトルなどを変更する。
✔オブジェクトによる関連レコードの追加と削除ができます。
✔アイコンと背景色が選択できます。
✔異なるロケールと言語をサポートします。
✔愛情を込めて作りました。
貢献
♡ トレイルブレイザーコミュニティの一番の魅力は貢献です。Time Warpは多くの助けを必要としており、多様なスキルを持った貢献者を必要としています。以下にリンクされている共有GitHubリポジトリを使って、拡張機能を追加したり、バグを修正したりしてください。
特徴
💡 関連するレコードを一括で見る機能を解除します。
💡 顧客との主要なインタラクションを一目で確認できます。
💡 経時的なインタラクションのパターンや傾向を簡単に見ることができます。
かえってよくわからくなったので、テスト組織にインストールしていじってみました。
まずはインストール
1.AppExchangeのページで、画面右上の【 Get It Now 】をクリックします。

2.インストールするSalesforce組織を選択します。私は自分のアカウントに紐づけてあるDeveloper組織を選択しました。

この後、組織へのログインを行います。
3.インストール後に使用するユーザを選択し、【インストール】をクリックします。
今回はテストなので管理者のみにしました。

4.「インストール完了!」と画面に表示されたら、【完了】をクリックします。

Lightningページでコンポーネントを配置
インストールが完了すると、Salesforce 組織の「インストール済みパッケージ」の画面に遷移します。

1.商談のページで使ってみたいので、適当な商談レコードのページを開きます。
(このあたり、きちんと使用するのであれば、Lightning アプリケーションビルダーから設定するページを選択して設定したほうがいいです。今回はテストなので近道しています。)

2.画面右上のギアアイコンをクリックし、「編集ページ」をクリックします。

3.左のコンポーネント一覧の、「カスタム-管理」コンポーネントに追加された「Time Warp」コンポーネントをレイアウト上にドラッグ&ドロップし、【保存】をクリックします。必要に応じて有効化も行います。

レコードページで使ってみました
商談レコードのページに戻ります。最初はこんな感じで、何も表示されていません。

「Call」のToDoを作成して更新すると……TimeLineに表示されました。

商品も追加して、更新してみました。

マウスオーバーで詳細確認
TimeLine上の表示にカーソルをあてると項目が表示されますが、すべて項目が表示されるわけではないようです。

クリックしてレコードへ移動
クリックすると、各レコードの詳細画面へ飛べます。

表示する関連レコードを選択
じょうごのマークをクリックすると、表示するレコードを選択する画面が表示されます。

活動は期日や開始の日付が使われるらしい
活動に関しては、管理ができるように期日や開始日の日付でTimeLine上に表示されるようです。

大きさや期間の調整はLightning アプリケーションで
Lightningページの編集画面で、コンポーネントの大きさなどの調整を行います。

感想
カレンダーでも重要な日付を表示させて確認することができますが、こちらはレコード単位で重要な日付を視覚的に確認できます。従来の活動のタイムラインよりこちらのほうが好み、という方も、一度試してみてはいかがでしょうか。
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