本記事は Part.1の続きです。Part.1はコチラ⇩
【Part.1】変更セットでのデータ移行後に必要な作業とは?
※送信・受信変更セットや本番移行のやり方については本記事の最後「関連記事」をご確認ください!このシリーズはつい忘れがちな変更セットでのデータ移行後に必要な作業・設定について複数記事でパートに分けてご紹介いたします!
今回は Part2 ということで 前回の続き ⑥ からご紹介していきます。
⑥ プロファイルの各種設定
カスタムアプリケーション権限、タブ、項目レベルセキュリティ、オブジェクト権限など
本番環境とSandboxで差異がある場合があります。
大変な作業ですが、2つの組織のプロファイル設定を
見比べるorエクセル等に出力して差異がないか確認する必要があります!
⑦ レイアウト周り
(ページレイアウト、コンパクトレイアウト、Lightningページ)

基本的にはレイアウト周りは変更セットで移行されるはずですが、
一部反映されてなかったり、そもそも変更セットにコンポーネントを入れ忘れていることがあります。
(動的フォームが正しく表示されない、Lighntningページに埋め込んだフローが動かないなど、、、)
そのため、レイアウト周りは移行元Sandboxと移行先を見比べて、正しく動作するか確認する必要があります。オブジェクト毎に慎重に見比べましょう!
⑧ アプリケーションメニュー
アプリケーションメニューとは、アプリケーションランチャーに表示するアプリを制御できる機能です。(設定>ユーザーインターフェース>アプリケーションメニュー)
このアプリケーションメニューも変更セットで移行されません。
移行元の環境とアプリケーションメニューを合わせましょう!
⑨ 標準選択リスト値

標準オブジェクトにデフォルトである
選択リストの値は変更セットで移行されないことがありました。幸いお客様へのリリース前に気づけたのでよかったですが、、、
本番環境へ反映されていない事がありますので、標準・カスタム問わず、お確かめ下さい!
⑩ モバイル環境での動作

Salesforceをモバイル環境で使用するお客様の場合、モバイル環境での動作確認は必ず必要です。
レイアウト周りが崩れていないか?フロー・アクションボタン・動的フォームは正しく動作するか?
しっかり見直ししていきましょう!
Part.2は以上になります!Part.3も近日公開予定です...!
別記事でデータ移行後の拡張ドメインの有効化について言及されています。合わせてご覧下さい!拡張ドメインについてはコチラのGilde Techの記事をご参照ください⇩https://sf.forum.circlace.com/articles/804340970282815488
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