もう 2022年も 7日目になってしまいました。ご挨拶が遅れましたが、今年もよろしくお願いいたします。
私はというと年末は体調がよかったので調子に乗っていたら年明け早々発熱しまして、ようやく元気になりました次第です。
さて、Spring’22のリリースノートをさらっていますが、「おもしろそう!」と思った機能のほとんどが自分が持っているテスト環境で検証できず、そしてSpring’22でリリース予定であったIdeasが軒並みリリース延期となっていたのを発見し少し落ち込みました。それでも、できないことはしょうがないので、できることを精一杯やって希望を持ち続けようと思います。
今年一発目の記事は、便利そうと思いつつなかなか実践で使用できていない「権限セットグループ(有効期限付き)」の割り当てがやりやすくなるよ、という話題です。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES >Salesforce Spring ’22 Release Notes >Manage Permission Sets and Permission Set Group Assignment Expiration Dates with an Enhanced User Experience (Beta)Manage Permission Sets and Permission Set Group Assignment Expiration Dates with an Enhanced User Experience (Beta)
Now it’s easier to search for and filter users to assign to permission sets and permission set groups. And with Lightning list views, you can better manage expiration dates for those permissions.
Where: This change applies to Lightning Experience and Salesforce Classic in all editions.
Why: For example, a team at your head office evaluates sales contract language for a project that has an end date. Create a filter for the users based on their location, assign them to the permission set group, and then set the expiration date as the project’s end.
How: From User Management Settings, enable Permission Set Group Assignments with Expiration Dates (beta). Then, from either the Permission Set Group or Permission Set page, click Manage Assignment Expiration. On the Current Assignments page, you can view permission set or permission set group users. To create a user assignment, click Add Assignment. On the Add Assignment page, you can search for and filter users.
↓日本語訳です。
ユーザーエクスペリエンスを向上させた権限セットと権限セット・グループの割り当て有効期限の管理(ベータ版)
権限セットや権限セットグループに割り当てるユーザーの検索とフィルタリングが簡単になりました。また、Lightningのリストビューで、これらの権限の有効期限をよりよく管理することができます。
対象:この変更は、すべてのエディションの Lightning Experience と Salesforce Classic に適用されます。
理由: 例えば、本社のあるチームが、終了日のあるプロジェクトの販売契約書の文言を評価するとします。場所に基づいてユーザーのフィルタを作成し、権限セットグループに割り当て、有効期限をプロジェクトの終了日に設定します。
方法:[ユーザー管理設定]から、[有効期限のある権限セットグループの割り当て(ベータ)]を有効にします。次に、権限セットグループまたは権限セットページのいずれかから、[割り当ての有効期限を管理]をクリックします。[現在の割り当て]ページで、権限セットまたは権限セットグループのユーザーを表示することができます。ユーザーの割り当てを作成するには、[割り当ての追加]をクリックします。割り当ての追加]ページでは、ユーザーの検索とフィルタリングを行うことができます。
はい、ということで現在のWinter’22とSpring’22の画面を比較してみました。
Winter’22
Lightningでよく見る簡易的なユーザ検索画面ですね。
Spring’22
お馴染みのリストビューです。[設定]のユーザの画面は Classic時代からあまり変わっていないので、このリストビューでユーザを絞り込んでいるのがなんだか新鮮です。
ひとこと
ここ最近の権限セットグループおよび有効期限設定の追加は大変喜ばしいことでしたが、さらにリストビューで対象ユーザの絞り込みも便利になり、期間限定のプロジェクトなどにおいて権限管理がやりやすくなるのではないかと思います。ぜひお試しください。
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