大きく変わるであろう Winter’24以降の Salesforceですが、まずは
Summer’23で変化があった画面のカラーコントラストがまだ変わるという話題から取り上げます。
リリースノートの内容を確認します。
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES >Salesforce Winter’24 Release Notes >Salesforce Overall >General Enhancements >See Improved Color Contrast in UI ElementsSee Improved Color Contrast in UI Elements
Non-text UI elements, such as buttons and checkboxes, and some text UI elements, such as links, now display with improved color contrast to align with accessibility standards. We started the color-contrast improvements in Summer ’23. In Winter ’24, the changes apply to all pages in Lightning Experience and Lightning base components in custom Lightning components.
Where: This change applies to all pages in Lightning Experience in all editions. The changes to Lightning base components apply in Lightning Experience and if you use a Lightning base component in a custom component.
Why: Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) are a series of web accessibility guidelines published by the Web Accessibility Initiative (WAI) of the World Wide Web Consortium (W3C). The guidelines include criteria for non-text contrast. Good color contrast means that all users can more easily see the content on any device or in any lighting conditions.
This image shows the difference between standard object and document type icons in Summer ’23 and Winter ’24. The Winter ’24 icons use a greater range of colors to make it easier to distinguish different objects.
↓日本語訳です。
UI要素のカラーコントラストの改善
ボタンやチェックボックスなどの非テキストUI要素、およびリンクなどの一部のテキストUI要素は、アクセシビリティ標準に合わせるため、カラーコントラストを改善して表示されるようになりました。カラーコントラストの改善は、Summer’23に開始しました。Winter’24には、Lightning Experienceのすべてのページと、カスタム Lightningコンポーネントの Lightningベースコンポーネントにこの変更が適用されます。
対象:この変更は、すべてのエディションの Lightning Experienceのすべてのページに適用されます。Lightning ベース コンポーネントに対する変更は、Lightning Experience およびカスタム コンポーネントで Lightning ベース コンポーネントを使用する場合に適用されます。
理由: Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) は、World Wide Web Consortium (W3C) の Web Accessibility Initiative (WAI) によって発行された一連の Web アクセシビリティ ガイドラインです。このガイドラインには、テキスト以外のコントラストに関する基準が含まれています。色のコントラストが良いということは、どのようなデバイスでも、どのような照明条件でも、すべてのユーザーがコンテンツをより簡単に見ることができるということです。
この画像は、Summer '23とWinter '24の標準オブジェクトとドキュメントタイプのアイコンの違いを示しています。Winter '24のアイコンは、異なるオブジェクトを区別しやすくするために、より多くの色を使用しています。
プレリリース組織でオブジェクトのアイコンを確認
リリースノートに見本が載っておりますが、どのオブジェクトがどう変わったかしっかり確認したかったので、プレリリース組織と現行の組織を実際に比べてみました。
「人」に関してはリリースノートと違う色なのでうが、プレリリース組織が正なのでしょうか?それともオブジェクトが違う?
Summer’23の状態ではオレンジになってしまったキャンペーン、ケース、リード、メモ、商談も、最終的にオレンジに選ばれたのは商談で、それ以外は違う色になりました。
ダッシュボードとカレンダーも同じピンクでしたが、違う色になりましたね。
全体的によりはっきりする予定らしいよ!
インライン編集可能をお知らせする鉛筆がすごく濃くなっていて、存在感を増すようです。
ハイライトなども濃く表示されるようですが、現時点で私が持っている環境ではあまり変化がなかったので、リリースが近づくと変化があるかもしれません(プレビュー環境でときどき新しい機能や仕様が反映されていないときがあります)。
ひとこと
LightningのUI、Classicと比べるとぼんやり儚い夢の世界のようでしたが、くっきりはっきりしてきましたね。慣れていましたが、あらためて見てみるとやっぱり薄いです。見えやすくなるのはいいことですね。
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