本日深夜、Spring’22のプレリリース組織取得サイトがオープンしていました。
プレビュー組織については、以前公開したこちらの記事からそのまま転載します。プレリリース組織とは
・新機能がリリース済みの、次回バージョンの環境に更新されている Developer Edition の組織、または *1トライアル組織(Professsional Edition か Enterprise Editionを選択)のことをプレリリース組織と言い、専用のページから取得することができます。
*1:ログインの有無にかかわらず、60日で削除されてしまうようです。
・リリースの約2ヶ月前から取得可能となるため、Sandboxでのプレビューよりも早いタイミングで新機能を確認できます。
以前、Developer Editionでプレリリース組織を取得され、その組織がまだ有効な場合は、自動的にこのタイミングで(正確にはサインアップのサイトオープンの少し前に)バージョンが更新されます。注意点
プレリリース組織の取得タイミング(時期によってインスタンスが異なるようです)によっては、新機能や改修内容が反映されていないこともあります。新しく取得しなおすことで、確認できる場合もあります。
↑で何度も組織を取り直した経験があるので、私は Enterprise Editionの組織を取得していましたが、Developer組織を保持しておくと先行してバージョンが切り替わるので、今回はDeveloper組織を取得して、Summer’22のときに備えておこうかと思っています。
Treasure Hunt も始まりました!
「Treasure Hunt」という、プレリリース組織にログインして発見した新機能を「#Spring22Treasure」のハッシュだを付けて投稿するイベントが、Salesforceのコミュニティ「* Release Readiness Trailblazers *」 で開催されています。
すでに、「
Migration to Flow(Beta)」の機能が投稿されていました。そう、
今年の Dreamforceで話題となったワークフローとプロセスビルダーの廃止およびフローへの統合 の話が着実に進んでいるようです。複雑な気持ちではありますが、Salesforceに関わられている皆さんは変化には慣れているはずですので、一緒に乗り越えましょう!
フローへの移行が必要な方は、Sandboxでのプレビューに備えておきましょう
まだ「
Migration to Flow(Beta)」はベータ版ということで、テスト的にリリースされるようですが、おおよそどのような機能になっているか、今から把握しておいて損はありません。
現在使用されているワークフローとプロセスビルダーを、この機能を使って移行するならどうなるのかは、Sandboxで早めに確認したほうがいいです。2022年1月7日までにSandboxを用意しておくと、1月8日からの Spring'22のプレビュー開始時から検証することができますので、「早くSandboxで確認したい!」と言う方は、お正月休みに入る前にSandboxの用意を忘れないようにしましょう。
プレビューの手順、インスタンス毎のスケジュールについてはこちらをご確認ください。
◇ SALEFORCE >Salesforce Sandbox Preview Instructions (Salesforce Sandbox プレビュー手順)公開日: 2021年11月26日Spring’22 関連記事
Spring'22 のスケジュール(英語)が出ました!Spring’22 にリリース予定:Lightning ページで関連リストに条件を設定従来のフォルダ共有の廃止は、Spring ’22に延期になりました。※「
Spring’22で商談にキューが使える日を夢見て」でご紹介した機能ですが、最新の情報によると延期になったようです。
リリース・プレビュー関連記事
メジャーリリース・バージョンアップって何?バージョンアップとは(プレミアムコンテンツ)プレビューとは(プレミアムコンテンツ)※会員登録(無料)をいただくと、プレミアムコンテンツが閲覧できます。公開:2021年12月17日
更新①:2023年8月16日
{{i18n("articles.view.premium")}}