こんにちは。更新が滞っておりすみませんでした。新年早々、気合を入れすぎたのか高熱を出しましたが、何とか元気になりました。健康に気をつけつつ、今年もよく働きよく学ぼうと思います。
さて、ときどきタブレットをご利用されているお客様もいらっしゃるのですが、自分自身があまり使用していないため、咄嗟にご質問にお答えすることができないこともあり、アドミニストレータたるものせめて基本は把握しておきたい、ということで今回は Spring'22のリリースノートから、タブレットのレイアウト設定について、備忘のために記事にしました(前置き長い)。
自前のタブレットで検証しようと久しぶりに取り出したところ、なんと故障していて使えなくなっていました。なので、リリースノートやヘルプ記事から掻い摘んでまとめた内容になっておりますので、あらかじめご了承ください、
◇ SALESFORCE HELP >DOCS >SALESFORCE RELEASE NOTES >Plan for Retirement of Two Tablet ExperiencesPlan for Retirement of Two Tablet Experiences
Lightning on tablet: single-column and Legacy Salesforce1 are scheduled for full retirement in Spring ‘23. The new Lightning on tablet experience becomes the default tablet app experience for new organizations after Winter ‘22 and for all organizations in Spring ‘23.
Where: This change applies to the Salesforce mobile app for iOS and Android on tablet in all editions, except Database.com.
Why: A new, upgraded and unified tablet experience, Lightning on tablet, is available. We recommend that admins enable the new full-width experience for their organization prior to the retirement date. After the feature retirement period, all customers default to the new, full-width tablet experience. Customizations that weren’t transitioned and tested can behave differently than desired in the new experience.
SEE ALSO
- Legacy Tablet App Experiences Update (can be outdated or unavailable during release preview)
↓日本語訳です。
2つのタブレット端末用エクスペリエンスの廃止計画
タブレットでの Lightning: 「タブレットでの Lightning:1 列」と 「従来の Salesforce1(またはタブレット環境)」 は、Spring'23年に完全に廃止する予定です。新しい 「タブレットでの Lightning」環境は、Winter’22以降に新しい組織で、Spring’23 にはすべての組織で、デフォルトのタブレットアプリケーション環境となります。
対象:この変更は、Database.com を除くすべてのエディションのタブレット上の iOS および Android 用の Salesforce モバイルアプリに適用されます。
理由: アップグレードされた新しい統一タブレット環境、タブレットでの Lightning が利用できます。管理者は、廃止日前に新しいフルワイド環境を組織で有効にすることをお勧めします。機能削除期間終了後は、すべてのお客様が新しいフルワイドタブレット環境にデフォルトで移行します。移行とテストが行われなかったカスタマイズは、新しい環境では希望とは異なる動作をする可能性があります。
プレリリース組織で確認しましたが、残りの 2つには「(まもなく廃止)」と書いてありますね。
3つの環境違いについては、こちらのページに書かれています。
◇ SALESFORCE ヘルプ >ドキュメント >SALESFORCE モバイルアプリケーション >
タブレット向けの Salesforce モバイルアプリケーションに関する考慮事項タブレットでの Lightning: 全体幅 (パイロット)
タブレット環境での全体幅の Lightning では、タブレットの画面サイズが活用されます。この環境ではタブレットの全画面を使用して、モバイルに最適化されたコンポーネントでデスクトップレコードレイアウトを表示します。このレイアウトでは Lightning ページ、Lightning ナビゲーション、カスタムレコードページがサポートされます。縦方向と横方向の使用で応答します。
タブレットのレイアウトをカスタマイズしている場合は、要確認
廃止まで時間はありますが、「大幅にレイアウトのカスタマイズを行っている場合」には Spring'23の移行の前にそのカスタマイズを新しい環境に移行しないといけないようなので、お早目に「タブレットでの Lightning」の検証を行って、問題がないか確認されることをおすすめします。
◇ SALESFORCE ヘルプ >従来のタブレットアプリケーション環境Spring’22関連記事
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更新①:2023年8月16日
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