最近フローを勉強し直しております。
そう、ワークフローとプロセスビルダーの引退が迫っているからです。
5月に行われた Summer’22のリリース情報を共有するウェビナー「Release Readiness LIVE, Summer '22 」でフローのロードマップおよびワークフローとプロセスビルダーの引退に関するスケジュール情報が公開されましたので、そちらを翻訳しました。だいたいのスケジュールを把握するのにお役立ていただければと思います。
(ヘルプや公式サイトでの案内も探したのですが、見つけられなかったため、動画がソースとなります)
ウェビナーの動画はこちらです。
◇ Salesforce+>SALESFORCCE LIVE >Video Archives >Salesforce Flow – Release Readiness LIVE, Summer '22ウェビナーで公開されていたスケジュール情報です。
主要なところを訳してみます。かなり意訳入ってます。
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廃止のタイムライン■Summer’22 2022年6月~
・フローエントリ条件としての数式の使用
・フロー移行ツールのワークフロー対応(正式リリースとなった、ということだと思います)
■Winter’23 2022年10月~
・ループを使わない関連レコードの更新
・フロー移行ツールのプロセスビルダー対応
・新規ワークフロールールの作成不可 ※当初Summer’22と書いていましたが、Winter’23が正しいです。
■Spring’23 2023年2月~
・ユーザとレコードタイプへの簡便なアクセス
・新規プロセスビルダーの作成不可
■将来的に
・フロー移行ツールの改良は続ける
・不慣れなユーザも使えるようにシンプルにしていく
・2025年にはワークフローとプロセスビルダーのサポートを終了する予定
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スケジュールはこうなっていますが、「新規ワークフロールールの作成不可」について、何のアナウンスもありませんし、きっとこの予定も変更されるのではないかと予想しています。
というか、ちょっと早すぎます。無理です。もう少しゆとりをください。せめてプロセスビルダーの移行ツールが正式リリースされて移行ツールに慣れたころにしてください。現在、新規で自動化を設定するときはフローで対応するようにしていますが、既存のワークフローとプロセスビルダーとの関連を確認しながらフローにまとめていくにしても、新規作成できないって結構ツライです。動きを確認するためにも、昔の賢者がどういう意図でワークフローとプロセスビルダーを設定したかを詳しく見るためにコピーしてみたりもしますし……(みなさんどうですか?)、ワークフローとプロセスビルダーだからできたことをフローでも対応できるようになって、日が浅いものもあるじゃないですか。
お願いです。いずれは新規作成できなくなることは受け入れるので、時間をください。
※もし違うスケジュール情報が公開されていたら教えていただけると助かります。
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