去年の秋ごろから提供されていたようですが、まだ私にとってAIの活用が身近な話ではなかったので興味がわかずスルーしていた、Agentforceが試せる環境について、ありがたくも最近またSalesforceさんがご紹介してくださったので、組織を取得してサンプルアプリケーションをデプロイするところまでやってみました。
Agentforceを使用するには、AIが使用できる組織（エディション、アドオンなど）＋Data Cloudの設定が必要です。日頃 Dev組織で頑張っている私にはハードルが高く、Trailheadの Playground組織でちょっと遊んでみる程度でしたが、Playground組織でどこまで調子に乗っていいものかわからずにおりました。今回の Agentforceが試せる環境も Trailheadの案内から取得する期限付きのものですが、「自由に触って学習に役立ててみてね」と Salesforce さんが提供してくださっているものなので、心置きなくあちこち触れます。
では早速該当のTrailheadのご紹介です。

Trailhead：Quick Start: Explore the Coral Cloud Sample App

組織の取得とアプリケーションのデプロイはこちらのモジュールから行えます。残念ながら日本語版はまだ提供されておりませんが、ブラウザの翻訳機能でもだいたい理解できると思います。

Deploy the Coral Cloud Sample App

Trailheadご自身の力で学びを深めていく場所なので詳細は書きませんが、大まかな流れとしては次の手順になります。

・専用の組織を取得
・組織でData CloudやAI（Einstein）の設定を有効化する
・Gitをインストール　※未インストールの方
・Githubプロジェクト内の指示にしたがってアプリケーションをデプロイ

※クイックスタート: Lightning Web コンポーネントに誘導されますが、案内にあるとおりすべての単元を完了しなくても大丈夫です。

私はあまり慣れていなかったので最初に余計なことをして失敗したのですが、変に考え過ぎず書いているとおりにやれば大丈夫です。

↓Gitbashの画面に指示に従って入力していきます。