Winter'23 取引先・取引先責任者・商談の項目とセクションがLightningページで編集可に
動的〇〇を設定するのはとーっても楽しいけれど、楽しくなりすぎると後からカスタマイズする人が困ることになります。
Admin
{{getTime(record.UpdatedTime)}}
ついに、Salesの主要な標準オブジェクト（取引先・取引先責任者・商談）で動的フォームが使えるようになると以前に少し書きましたが、ということは、Lightningアプリケーションビルダーでレイアウトのカスタマイズがある程度できてしまうことを意味します。
◇ SALESFORCE HELP ＞DOCS ＞SALESFORCE RELEASE NOTES ＞ Salesforce Winter'23 Release Notes ＞Sales ＞ Core Sales Features ＞Other Changes in Core Sales Futures
こちらは Lightningアプリケーションビルダーで取引先のレコードページを編集（動的フォームを使用）している画面です。
①より「項目セクション」をプレビューへドロップし、そこへ項目を追加していきます。セクション内であれば項目の位置は自由に動かせます。
②で項目セクションの「表示ラベル」、列数、コンポーネント自体の検索条件を設定します。
もちろん、動的フォームですので、個々の項目にも検索条件（表示するときの条件）が設定できます。
ページレイアウトの運用と管理のルールを決めてから
現在、ページレイアウトに関わる設定としてこれらの2つがあります。
・ページレイアウト（オブジェクトから設定するページレイアウトです）
・Lightningページ（動的フォーム、動的アクション、動的関連リスト）
さらに割り当て先として次の 2つがあります。
・プロファイル
・レコードタイプ
※Lightningアプリケーションビルダーではアプリケーションも指定できます。
Lightningページで使用できる動的シリーズをどんどん活用していくのであれば、作成時に読み込む元のページレイアウトを1つにしておき、Lightningページでのカスタマイズをメインにしていくほうが管理がしやすいかもしれないですし、すでにレコードタイプを多数運用されている場合はLightningページでさらに追加のカスタマイズを上乗せすると、どこで何をどう設定したかを追うのが難しくなるかもしれません。これまでのように項目の位置やセクションの構成はこれまでのページレイアウトで決定し、それ以外はLightningページでカスタマイズが王道なのかもしれませんし、どのように活用されたいかによって、ベストな運用も変わってくるでしょう。
ページレイアウトの管理問題はときどき議論になりますが、便利な機能が増えても容易に飛びつかす（私自身も新しい機能をすぐ試したくなるので理性を持って使いたいと思います）、管理者としてしっかりルールを定めて、後からの作業に悪い影響を及ぼさないようにしましょう。
……なんとなく、歴史の長いオブジェクトのページレイアウトではなく、Lightningアプリケーションビルダーでのカスタマイズにシフトしていくのかなぁと思いますが、Classicの名残が色濃く残るのはそこぐらいになってきたので、少し寂しさも感じます。
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レイアウト ⑥レコードページをユーザに割り当てる（会員限定記事）
公開：2022年8月26日
更新①：2023年8月15日
◇ SALESFORCE HELP ＞DOCS ＞SALESFORCE RELEASE NOTES ＞ Salesforce Winter'23 Release Notes ＞Sales ＞ Core Sales Features ＞Other Changes in Core Sales Futures
Break Up Record Details in Accounts, Contacts, and Opportunities↓日本語訳です。
Use Dynamic Forms to create flexible record pages for accounts (including person accounts), contacts, and opportunities. Using the Lightning App Builder, add field sections and individual fields, without having to work in the page layout editor. Then you can configure the sections and fields like the rest of the components on the page, taking advantage of visibility rules to show users only what they need.
Where: This change applies to Lightning Experience in Group, Essentials, Professional, Enterprise, Performance, Unlimited, and Developer editions.
How: When you create a page using the Lightning App Builder, find the Field Section option and the available fields for each object in the Fields tab. Drag sections and fields to anywhere on the page.
To migrate a layout to Dynamic Forms, open a Lightning record page, and select Edit Page from the Setup menu.
The upgrade wizard takes the fields and sections from the page layout you choose and adds them to your page.
取引先、取引先責任者、商談のレコード詳細を分割する
動的フォームを使用して、取引先（個人取引先を含む）、取引先責任者、および商談のための柔軟なレコードページを作成します。Lightningアプリケーションビルダーを使用すると、ページレイアウトエディタで作業することなく、項目セクションと個々の項目を追加できます。そして、ページ上の他のコンポーネントと同様に、セクションや項目を設定し、検索条件を利用して、必要なものだけをユーザに表示することができます。
対象：この変更は、Group、Essentials、Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、およびDeveloperエディションのLightning Experienceに適用されます。
方法：Lightning アプリケーションビルダーを使用してLightningページを作成するとき、セクションオプションと各オブジェクトの利用可能な項目が表示されます。セクションと項目をページ上の任意の場所にドラッグします。
レイアウトを動的フォームに移行するには、レコードページを開き、設定メニューから［ページの編集］を選択します。
アップグレードウィザードは、選択したページレイアウトから項目とセクションを取り込み、ページに追加します。
プレリリース組織で一応見てみました
こちらは、すでに動的フォームを使いこなしていらっしゃる場合は特に目新しいものではないと思いますが、重要なのはこれがコアとなる3つのオブジェクトでも可能になったことです。こちらは Lightningアプリケーションビルダーで取引先のレコードページを編集（動的フォームを使用）している画面です。
①より「項目セクション」をプレビューへドロップし、そこへ項目を追加していきます。セクション内であれば項目の位置は自由に動かせます。
②で項目セクションの「表示ラベル」、列数、コンポーネント自体の検索条件を設定します。
もちろん、動的フォームですので、個々の項目にも検索条件（表示するときの条件）が設定できます。
取引先で動的フォーム
ページレイアウトの運用と管理のルールを決めてから
動的フォームを使いましょう
現在、ページレイアウトに関わる設定としてこれらの2つがあります。・ページレイアウト（オブジェクトから設定するページレイアウトです）
・Lightningページ（動的フォーム、動的アクション、動的関連リスト）
さらに割り当て先として次の 2つがあります。
・プロファイル
・レコードタイプ
※Lightningアプリケーションビルダーではアプリケーションも指定できます。
Lightningページで使用できる動的シリーズをどんどん活用していくのであれば、作成時に読み込む元のページレイアウトを1つにしておき、Lightningページでのカスタマイズをメインにしていくほうが管理がしやすいかもしれないですし、すでにレコードタイプを多数運用されている場合はLightningページでさらに追加のカスタマイズを上乗せすると、どこで何をどう設定したかを追うのが難しくなるかもしれません。これまでのように項目の位置やセクションの構成はこれまでのページレイアウトで決定し、それ以外はLightningページでカスタマイズが王道なのかもしれませんし、どのように活用されたいかによって、ベストな運用も変わってくるでしょう。
ページレイアウトの管理問題はときどき議論になりますが、便利な機能が増えても容易に飛びつかす（私自身も新しい機能をすぐ試したくなるので理性を持って使いたいと思います）、管理者としてしっかりルールを定めて、後からの作業に悪い影響を及ぼさないようにしましょう。
……なんとなく、歴史の長いオブジェクトのページレイアウトではなく、Lightningアプリケーションビルダーでのカスタマイズにシフトしていくのかなぁと思いますが、Classicの名残が色濃く残るのはそこぐらいになってきたので、少し寂しさも感じます。
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公開：2022年8月26日
更新①：2023年8月15日