新しい展開もたくさん発表されて、大いに今年の
TDXも盛り上がったようですね。
話題の ChatGPTが導入となり、Slackにも使われるようですし、「Einstein GPT」は Einstein シリーズのフィナーレ感がすごいなぁと思いました。
情報収集のため、
Salesforce+や公式ブログなどを流し読みしていたのですが、フローの機能拡充や関連コンテンツのリリースもあり、置いて行かれないように必死について行かなければならない焦りとわくわくが入り混じった感情になりました。
最近の
salesforce admins さんのブログでは特にフロー勉強中の方にとって素晴らしい記事が公開されていますので、英語に抵抗がない方はご一読をおすすめします。
今回は、TDXに関連したブログ記事で紹介されていました、
Salesforce Labs Flowがなかなか面白そうだったので、こちらでも共有させてください。ブログ記事自体の翻訳については、明日か週明けに記事にしようと思っています。
Salesforce Lab から提供されているAppExchangeで、フローまたはフローで使用できるコンポーネント等が含まれているものが紹介されています。数えてみると48個ありました。このすべてが無料です!繰り返します、無料です!

「なんか面白いのないかな~」とOverviewを読んでいたところ、こちらの AppExchangeを見つけました。
説明らしいことはこれぐらいしか書いていなかったんですよね。
Embed videos & files in your Lightning Flows. Total Control over the video size, starting position and auto-play right inside of your Flow screen. You can show files with full-screen overlay previews.
↓日本語訳です。
Lightning フローに動画やファイルを埋め込むことができます。動画のサイズ、開始位置、自動再生は、フロー画面の中で自由にコントロールできます。ファイルをフルスクリーンのオーバーレイプレビューで表示することができます。
AppExchangeをインストールして画面フローを試してみた
何も具体的な情報が載っていないため、とにかくインストールしてフローを編集してみます。
AppExchangeのインストール手順はいつもと同様です。
【Get It Now】をクリックして、道なりに進んでいきます。

【完了】が出ましたらクリックして、Salesforce組織へログインします。

Salesforce組織では「インストール済みパッケージ」のページできちんとインストールされたか確認しましょう。

それでは、いざ画面フローを開いてみます!
ちょっと新しい画面フローを作る余力がなかったので、既存の画面フローを開き、画面要素を編集してみると、カスタムコンポーネントのところに「FileViewer」と「Youtube Player」のコンポーネントが追加されていました。通常のコンポーネントのように、レイアウト上にドラッグ&ドロップします。
ファイルの設定ファイルは、Salesforce組織上にアップされているファイルを参照するようです。ファイルのIDを挿入します。

ちなみにファイルIDはファイル詳細ページのURLから確認しました。
(小さくてごめんなさい。「069~」で始まる18文字の文字列です。)
Youtube動画の設定
画面に配置したいYoutube動画の動画IDが必要とのことなので、私はこちらのサイトさんで動画のリンクからIDを教えてもらいました。
●無料で大規模団体へ広告掲載確約|プロが構築 簡単操作 ジックHP 2万円>YoutubeURLと動画IDの取得方法
幅、高さは適宜調整します。
フィルター(エフェクト)の設定もできるみたいですが、設定方法がよくわかりませんでした。
さて、いったんフローを保存&有効化して、仕上がりを確認します。
画面上のファイルと動画
アクションにフローを仕込みましたので、アクションをクリックします。

ファイルありますね。クリックすると全画面で確認できるのいいですね。
いつものように右上の「×」クリックするとプレビューが閉じます。

動画も出てきました。マシューマコノヒー主演のSalesforceさんの動画です。ちゃんと再生できます。

ひとこと
こういう派手な設定が好きな私は「動画とファイルが簡単に画面フローに挿入できる!」というだけで楽しいのですが、ファイル系の標準コンポーネントは「ファイルのアップロード」しかなかったと思うので、ファイルの作成および提出が必要な作業のときには画面フローでテンプレートのファイルを出してあげるとユーザにとっても便利ですよね。不慣れな手続き系も、動画を用意できるのであれば画面フローで操作の中に組み込んでもいいかも。乱用はいけませんが、ここぞというときに使いたいAppExchangeだな、と思います。
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